西郷どん:薩摩ことば指導の2人が念願の本編出演 迫田孝也「感無量」 田上晃吉“男泣き”

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり、“男泣き”する田上晃吉さん(左)
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり、“男泣き”する田上晃吉さん(左)

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが発表され、ドラマの薩摩ことば指導を担当してきた迫田孝也さんと田上晃吉さんの本編出演が13日、明らかになった。迫田さんが佐賀藩士の江藤新平、田上さんが薩摩藩士の中原尚雄を演じる。

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 同日、東京・渋谷のNHKで行われたスタジオ取材会に出席した迫田さんは「やっとこのときを迎えて感無量なんですけども、鹿児島県の方からどんなツッコミがくるのか」と心配しつつ、「それも踏まえて、この激動の時代を一人の志士、歯車の一つとして、駆け抜けていきたいと思います」と力を込めた。

 田上さんは「薩摩ことば指導として1年。役をもらったときはすごくうれしかったですけど、それ以上にスタッフの皆さんが喜んでくださって……。僕にとって大河ドラマは甲子園のようなものなんです。皆さんどうか、私も歯車の一つとして、『西郷どん』を盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」と“男泣き”しながら思いを語った。

 この日は、水川あさみさんが坂本龍馬(小栗旬さん)の妻・お龍を演じることも発表。西郷吉二郎(渡部豪太さん)の妻・西郷園役で柏木由紀さん、中岡慎太郎役で山口翔悟さん、伊藤博文役で浜野謙太さん、松平容保役で柏原収史さんも大河ドラマに初出演することも明らかになった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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