警視庁・捜査一課長:きょう最終話 萌奈佳の“出生の秘密”が明らかに

連続ドラマ「警視庁・捜査一課長シーズン3」最終話のシーンカット=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「警視庁・捜査一課長シーズン3」最終話のシーンカット=テレビ朝日提供

 俳優の内藤剛志さん主演の連続ドラマ「警視庁・捜査一課長シーズン3」(テレビ朝日系、木曜午後8時)の最終話が14日、午後8時から2時間スペシャルで放送される。東京・北区の荒川沿いで、両手の指すべての指紋が無い男性の遺体が発見され、その男は、34年前に指名手配された強盗殺人犯で、萌奈佳(安達祐実さん)の“出生の秘密”を知る人物だった……という展開。中村梅雀さん、片瀬那奈さん、山崎銀之丞さんらがゲスト出演する。

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 臨場した捜査1課長の大岩純一(内藤さん)は、被害者の顔が、34年前に萌奈佳の父・明彦(中村さん)が取り逃がした男に似ていたため驚く。萌奈佳は、被害者に会ったことがあるといい、前の週末に開催された防犯イベントでグッズを配っていた際、自分を遠くから見つめていたため、話しかけたところ、もどかしい表情を浮かべながら一言も話さず去っていったと語る。

 やがて、被害者は34年前に殺人容疑で指名手配された佐原佳男(佐渡稔さん)と判明。当時、商社の社長が殺害され、現金と腕時計を奪われる事件が発生し、その事件の翌日に腕時計を質店に持ち込んだのが佐原だった。当時、捜査本部の一員だった明彦は「佐原は“シロ”だ」と主張したが、上層部は全国指名手配を決断。結局、逮捕に至らぬまま、1999年に時効が成立していた。

 建設現場の作業員として働いていた佐原の所持品の中から、銀座の高級クラブのママ・伊能弥生(片瀬那奈さん)の名刺が発見される。防犯カメラには、事件当日、佐原と弥生が口論している姿が映っていたが、「銀座の女は口が堅い」という弥生は、大岩と萌奈佳の追及に動じない。やがて、佐原の荷物から大量の“萌奈佳グッズ”が出てくる。佐原は生前、「娘に会いたいが、二度と会えない」と作業員仲間に語っていたという。そんな中、大岩は、萌奈佳の出生の秘密をかぎつけた週刊誌記者の島岡義斗(山崎銀之丞さん)につきまとわれ……。

 「警視庁・捜査一課長」は、ヒラの刑事からはい上がった“たたき上げ”の主人公、警視庁捜査1課の課長・大岩純一が、400人の精鋭刑事を率いて苦悩しながらも重責を乗り越え、難事件に立ち向かっていく姿を描いた人気シリーズ。第3弾となる今作には、1994、95年に放送された名作ドラマ「家なき子」(日本テレビ系)以来、内藤さんと約23年ぶりに連続ドラマでのレギュラー共演となる安達さんが加入したほか、お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが奥野親道役でレギュラー出演している。

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