いつかこの雨がやむ日まで:第2話 劇団員が謎の死を遂げる まゆゆにも苦難が…

連続ドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」第2話の一場面=東海テレビ提供
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連続ドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」第2話の一場面=東海テレビ提供

 元「AKB48」の渡辺麻友さん主演の連続ドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の第2話が11日放送される。ひかり(渡辺さん)の兄國彦(桐山漣さん)が、劇団ウミヘビの女優・舞子(紺野まひるさん)に接触した直後、舞子は謎の死を遂げる。15年ぶりに再会したひかりの変貌が頭から離れない和也(堀井新太さん)は、劇団の一件を知り、ひかりのことを心配して……。

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 ドラマは、ある事件をきっかけに絶望に突き落とされた女性の姿を描くラブサスペンス。ミュージカル女優を夢見ていた森村ひかりは、11歳の時に兄が殺人事件の容疑者となったことで人生が一変する。逃げるように故郷を去り「北園ひかり」に改名。15年後、キャバクラで働きながらミュージカル劇団でけいこをしていたひかりは、出所した兄から「俺は無実だ」 という衝撃の告白を聞く……というストーリー。渡辺さんは「AKB48」卒業後初の連ドラ主演作。

 謎の死を遂げた舞子について、地元警察が事故として調べる中、15年前の事件を担当した刑事・剛田(木村祐一さん)だけは別の見方をしていた。ひかりの元へやってきた剛田は、「また劇団で人が殺された」と意味深に語りかける。果たして15年前の事件は國彦が犯人だったのか、と……。

 一方、和也は、沙耶(筧美和子さん)とのデート中に、キャバ嬢として働くひかりと遭遇する。思わず声をかけてしまう和也だったが、ひかりは営業用の笑顔で、軽くあしらい、逃げるように店に戻っていく。そんなとき、和也の前に國彦が現れ、「あの日、何か見なかったか?」と問いかける。

 舞子の死で、予定していた公演も中止かと思われたが、演出家の天竺(吹越満さん)は「ロミオとジュリエット」の続行を決め、新しいジュリエットはひかりが演じることに。主役は天竺の娘芽衣(宮澤エマさん)だと思っていた他の劇団員たちは、突然の抜てきにざわめく。

 戸惑いつつも、ついにつかんだチャンスを前に、ひかりは気持ちを奮い立たせる。しかし、その矢先……母由布子(斉藤由貴さん)のせいで、ひかりはミュージカルを続けられるか瀬戸際に追い込まれてしまう。さらに、ひかりを苦難が襲う。中学生時代の同級生だった男が、キャバクラの客で来店したのだった。「お前、あだ名、ヨウギシャだったよな」と笑いながら、ひかりを押し倒そうとする男。あらがうひかりの目の先に、割れて鋭くとがったビール瓶の破片が転がっていて……と展開する。

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