蝶の力学 殺人分析班:木村文乃主演クライムサスペンスがついに最終回 タイトルに隠されたもう一つの意味とは? 驚愕のラストが待ち受ける…!

木村文乃さん主演「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」の第6話の場面カット=WOWOW提供
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木村文乃さん主演「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」の第6話の場面カット=WOWOW提供

 女優の木村文乃さんが主演するWOWOWの大ヒットクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズの最新作「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」の最終回となる第6話が、12月22日午後10時にWOWOWプライムで放送される。塔子(木村さん)に何かを告げようとしたまま行方不明になった鷹野(青木崇高さん)に命の危機が迫る。塔子は鷹野が追っていた謎に迫っていく中、最後の猟奇殺人犯の恐ろしい実像に気付いていく……。気になる最終回の見どころを紹介する。

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 2015年放送の「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」、2016年放送の「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」に続く大ヒットシリーズ「殺人分析班」の第3弾。原作は麻見和史さんの「蝶の力学 警視庁殺人分析班」(講談社文庫)。

 ◇切り裂かれた首に青い花が生けられた遺体… 謎が謎を呼ぶ連続猟奇殺人事件

 警視庁捜査1課11係の刑事・如月塔子(木村さん)が最も信頼する先輩刑事、鷹野秀昭(青木さん)の公安部への異動が決まり、その異動が数日後に迫る中、資産家の天野秀雄が自宅で惨殺される事件が発生。遺体は切り裂かれた首にブルーデイジーの花が生けられた状態で発見される。捜査本部が秀雄の妻・真弓を最重要参考人として捜索していると、「クラスター16」と名乗る犯人から新聞社宛てに、犯行声明と真弓の居場所を示唆するメールが届く。

 行方不明となっていた真弓の遺体が公園の池でプラスチックケースに入った状態で発見され、ショックを受ける11係。真弓の遺体も秀雄と同じように首が切り裂かれており、ローズマリーの花が生けてあった。 犯人に翻弄(ほんろう)されながらも捜査を続けるが、容疑者だと思われた、秀雄の行きつけのバーのオーナーが第3の被害者として遺体で発見される。それまで遺体には4本ずつ花が生けられており、捜査1課は「クラスター16」の“16”という数字から、被害者がもう一人出ると推理。捜査でつかんだ手掛かりから、真弓の不倫相手・坂口を犯人だと筋読みするが、その坂口も遺体で発見される……。

 11係はついに、一連の事件の真犯人へとたどり着く。その正体は、誰も予想し得なかった意外な人物だった。犯人逮捕で事件は解決に向かうと思われたが、塔子はどうしても“ある疑念”が消えないでいた。塔子はその疑念を鷹野にぶつけようとするが、鷹野は着信を受け、どこかに向かったきり、そのまま行方不明になってしまう。消息を絶った鷹野の居場所を捜す11係は、調べを進める中で衝撃の事実をつかむ……。

 ◇最終回第6話は… ついに塔子は最後の猟奇殺人犯と対峙する…!

 そして12月22日午後10時にWOWOWプライムで放送される第6話は……。塔子宛てに送られてきた切り取られた“指”のDNA鑑定結果から、ある行方不明の女性が浮上する。彼女との関与が明らかになった人物は、塔子がよく知るまさかの人物だった。しかし、その人物の異常性にいち早く気づき、独自捜査を進めていた鷹野は監禁されてしまう。捜索の末、ついに鷹野の居場所を突き止めた塔子は、猟奇殺人犯と対峙(たいじ)することになるのだが……。

 指を送ってきた犯人に気づいた塔子は、果たして鷹野を救い出すことができるのか……。最後に犯人と対峙する際の息詰まるやりとりには、一時も目が離せない。

 タイトルの「蝶の力学」とは「バタフライ効果」を意味し、「ブラジルでチョウがはばたくとテキサスで大きな竜巻が起こる」、日本でいう「風が吹けば桶屋がもうかる」のこと。きっかけは偶然でもそれが連鎖して大きくなっていく、このタイトルが意味することも最終回で明らかになる。

 「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」は、毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送中。全6話。WOWOWオンデマンドでは放送済みの全エピソードを配信している。

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