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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第2回「道三の罠(わな)」が1月26日に放送され、矢野聖人さん演じる土岐頼純が、本木雅弘さん扮(ふん)する斎藤道三に毒殺されるシーンが描かれた。
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土岐頼純は帰蝶(川口春奈さん)の最初の夫で、美濃の守護。道三にとって娘婿(むすめむこ)であったが、尾張の織田信秀(高橋克典さん)と裏で通じていたことが発覚し、お茶に毒を盛られ、絶命した。
矢野さんは頼純が毒殺されるシーンについて、「僕自身、初大河で緊張していたこともありますが、リハーサルの時から周りのスタッフさんたちも固唾(かたず)をのんで見守るようなそんな緊迫感のあるシーンだったのを覚えています」と語る。
また「前に作品でもご一緒させていただいたプロデューサー、監督に『矢野ならできる』と背中を押していただき、道三役の本木さんからもお声がけいただき、物怖(お)じすることなく、役を演じきることができました」と振り返った。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇だ。
第2回「道三の罠」は、京で知り合った医者の望月東庵(堺正章さん)と、東庵の助手の駒(門脇麦さん)を連れ、光秀(長谷川さん)が美濃へ帰ってくるところから始まる。その頃、美濃の国境には、侵略をもくろむ尾張の織田信秀の大軍が迫っていて、兵の数は美濃側の約5倍。多勢に無勢の中、籠城(ろうじょう)を決め込む道三に、光秀と道三の嫡男・高政(伊藤英明さん)は不満を抱くが、それこそが敵を欺く道三の作戦だった……と展開した。
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