女優の松下奈緒さん主演の連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」（フジテレビ系、木曜午後10時）の第9話が3月5日に放送され、平均視聴率は6.4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。

あなたにオススメ

朝ドラ「ばけばけ」徹底特集！　高石あかりがヒロインに

　ドラマは、がん治療のスペシャリストの腫瘍内科医・恩田心（松下さん）と、がんと闘う女医で有能な消化器外科医・梶山薫（木村佳乃さん）の女医2人を中心に、がん治療の最前線で闘う医師と患者の姿を描く完全オリジナルドラマ。

　第9話には、山田真歩さんと落合モトキさんがゲスト出演。切迫流産で小山内静（山田さん）が緊急入院。静はかつて大腸がんで入院したときに心が担当した患者だが、肝臓への転移が見つかった。カンファレンスで、心ら医師は、がん治療のために静の妊娠継続は難しいという判断に至り、心と薫は静と夫の敬（落合さん）に病状を説明。心は妊娠の継続が困難なので、静の命を優先させたいと告げる。しかし、静に中絶の選択肢はなく、その意思は揺るぎなかった……というストーリー。

　同話では、退院した高坂民代（高畑淳子さん）が旅先で倒れてしまい、再入院したシーンが描かれた。がんが進行し衰弱した民代が上手に体を動かせないでいる様子や、口がうまく動かせないながらも必死に言葉を伝えようとする姿など、高畑さんの熱演に、SNSには「息をのむような演技」「素晴らしすぎる！」「圧巻！」「演技がやばすぎて号泣」「生きる勇気をもらった」といった声が多数上がった。