麒麟がくる:佐々木蔵之介は「見たこともない秀吉」を全力疾走 登場から「独特の存在感」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で佐々木蔵之介さんが演じる藤吉郎(のちの豊臣秀吉) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で佐々木蔵之介さんが演じる藤吉郎(のちの豊臣秀吉) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演の大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(NHK総合、日曜午後8時ほか)の第13回「帰蝶のはかりごと」(4月12日放送)から、佐々木蔵之介さんが演じる藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が登場する。制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は、「佐々木蔵之介さん演じる、秀吉=藤吉郎、ついに登場です! 登場から独特の存在感で『見たこともない秀吉』を全力疾走していただいております」と話している。

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 藤吉郎は、最下層の農民だったが、持ち前の人懐っこさと庶民ならではの自由さを武器に、信長の家臣として頭角を現し、「光秀生涯のライバル」となる。

 落合CPは「なぜか最初は駒(門脇麦さん)や菊丸(岡村隆史さん)といった架空のキャラクターたちとのシーンが多いのですが、その分、史実にとらわれず、伸び伸びとお芝居していただいております。まだ本格的に信長(染谷将太さん)とのシーンはないのですが、新しい時代の大河ドラマにふさわしい、従来のイメージを覆す、明智光秀(長谷川さん)最大のライバルにして敵、佐々木蔵之介“秀吉”を、ぜひご堪能いただければと存じます」と視聴者に呼びかけている。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマで、1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。

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