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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第13回「帰蝶のはかりごと」が4月12日に放送された。諸国の有力大名や京の公家に顔の利く、旅芸人の伊呂波太夫(いろはだゆう)を演じる尾野真千子さんは、ドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「帰蝶(川口春奈さん)に兵と鉄砲を集めてほしいと頼まれるシーンは、緊張感があって楽しかったです。旅芸人なのに商人のように駆け引きをする。帰蝶の表情を見ながら『高うなりますが』と言うなど、お互い腹のさぐり合い。そこがドキドキして面白かったですね」と振り返った。
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この日は、帰蝶のもとに斎藤道三(本木雅弘さん)から、信秀(高橋克典さん)の家督を継いだ信長(染谷将太さん)と「会見したい」という内容の文が届く。自分をおびき出して、殺す気ではないかと道三を疑う信長。そこで帰蝶は、父(道三)の思い通りになるまいと、信秀が生前、ひいきにしていた旅芸人の伊呂波太夫(尾野さん)を訪ね、見事な交渉術で傭兵(ようへい)集めを引き受けさせる。
さらに帰蝶は、信長が道三との会見に着ていく服まで細かく指定。迎えた会見の日、道三が目にしたのは、おびただしい数の鉄砲隊を引き連れて現れた信長だった……と物語は展開。帰蝶の敏腕プロデューサーぶりに、SNS上は「帰蝶、やるう~!!」「策士 帰蝶!」「さすがマムシの娘」「帰蝶様の敏腕ぶりに震えている」などと盛り上がりを見せた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。
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