浅川梨奈:「悪魔とラブソング」で連ドラ初主演 飯島寛騎とW主演で音楽×青春群像劇に挑戦 生歌、ピアノ演奏も

Huluで配信される連続ドラマ「悪魔とラブソング」に出演する浅川梨奈さん(左)と飯島寛騎さん (C)HJホールディングス (C)桃森ミヨシ/集英社
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Huluで配信される連続ドラマ「悪魔とラブソング」に出演する浅川梨奈さん(左)と飯島寛騎さん (C)HJホールディングス (C)桃森ミヨシ/集英社

 女優の浅川梨奈さんが、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の連続ドラマ悪魔とラブソング」で、俳優の飯島寛騎さんとダブル主演を務めることが3月17日、分かった。浅川さんが連続ドラマに主演するのは初めてで、飯島さんとは今作が初共演。浅川さんは「すごく光栄に思ったのと同時に、3作品連続実写化企画の2作目ということも聞いていたので、プレッシャーもありました。『悪魔とラブソング』という原作を実写化する意味もしっかり考えて、精いっぱい演じさせていただきます」と意気込みを語っている。

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 少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)と「Hulu」がタッグを組んだ「マーガレットLove Stories」の第2弾で、桃森ミヨシさんの同名マンガ(2007~2011年)が原作。美しい歌声と容姿を持ちながらも、常に本音を口にしてしまうがゆえに「悪魔」と呼ばれている女子高生・可愛マリア(かわい・まりあ)が主人公。マリアが転校を機に理解者を見つけ、他人に合わせて生きてきた同級生たちを変えながら絆を築いていく青春群像劇だ。

 浅川さんは「悪魔みたいな人」と周囲から敵視される主人公の可愛マリア、飯島さんはマリアと出会い、ピアノに対するコンプレックスと向き合い始める目黒伸(めぐろ・しん)を演じる。2人はそれぞれ、撮影の約2カ月前から本格的に歌とピアノ演奏に取り組み、劇中では生歌、生演奏を披露している。

 浅川さんは「歌やピアノなど、音楽がキーになって進んでいくストーリーが、自分の中ではとても新しく感じたのと同時に、『歌、がんばらなきゃ』と……」と当初の気持ちを吐露しつつ、「撮影が始まる2カ月前からボイストレーニングを受けさせていただいたのですが、その中で、最初自信がなかった歌に対して少し自信がつき、もともと持っていた歌うことへの恐怖心みたいなものが払拭できたので、自分自身も一つ成長できた気がしています」と明かしている。

 一方、飯島さんは「これまで学園もので普通の高校生役をしっかりとやったことがなかったので、新しいものに挑戦するという意味でも、クランクイン前からわくわくしていました」とコメント。

 自身の演じる目黒については「少しトゲトゲしているけど、すごく素直な子」と説明し、「ただ、言いたいことが言えないときも多くて……。そういうとき、僕自身は『言えばいいのにな』って思ってしまうのですが、実際自分たちが学生の時って言えていたかな、意外と言えてなかったんじゃないかなと思って、自分の学生時代の経験も生かしつつ、周りのキャストの方々が生み出してくれるものを吸収しながら、目黒のキャラクターを作っていっています。ピアノも、吹き替えではなく、実際に弾けるように練習しました」と話している。

 ドラマは全8話。6月からHuluで独占配信される。

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