鎌倉殿の13人：八嶋智人、三谷幸喜作品は「必ず根拠のない自信家」役？　メガネ捨て“甲斐武田の源流”に！

　三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、武田信義を演じることが決まった八嶋智人さんがコメントを発表。「三谷作品の常連役者と思われることも多いのですが、実はそんなに参加していないのです。お呼びがかかる時は必ず『根拠のない自信家』という役。三谷さんの中で、そんなキャラクターが必要な時に呼ばれる役者です。今回もそうなのかしら？」と心境を明かした。

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　演じる武田信義については、「頼朝・義仲と共に源氏の棟梁（りょう）。互いにライバル関係でもある。甲斐武田の源流でもあり、後の歴史では、あの武田信玄をも生み出した。一ノ谷の戦いや壇之浦の戦いにも参戦したといわれる猛者である」という印象で、「当然そんな猛者中の猛者を演じるのだから、メガネを捨て挑みます。捨て身です。彼の人生の後半はどうやら謎に包まれていますので三谷さんのアレンジにも期待して作品を生きたいと思います」と意気込んでいる。

　同じ三谷さん脚本の2004年の「新選組！」で武田観柳斎を演じた八嶋さんは、「大河ドラマで言えば今回も武田だし。つながってなくもなくて一人でニヤニヤしてます。いつも同じような役で（三谷さんに）呼ばれるのですが、見せてくださる風景はいつも違う！　いつも僕を新しい場所に連れてってくれる。本当に有難いです」と感謝を語った。

　「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組！」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。