青天を衝け:平九郎の壮絶死に「言葉が出てこない」 次々と銃撃、最期は自ら腹を切るも、その首は…

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第25回の一場面 岡田健史さん演じる渋沢平九郎 (C)NH
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」第25回の一場面 岡田健史さん演じる渋沢平九郎 (C)NH

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第25回「篤太夫、帰国する」が8月22日に放送され、岡田健史さん演じる渋沢平九郎の壮絶な最期が描かれた。

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 第25回では、帰国した篤太夫(吉沢さん)は、横浜で杉浦(志尊淳さん)や福地(犬飼貴丈さん)らと再会。幕府が薩長に敗れた経緯、慶喜(草なぎ剛さん)や幕臣の動向を聞かされる。さらに、恵十郎(波岡一喜さん)と虎之助(萩原護さん)から、成一郎(高良健吾さん)、惇忠(田辺誠一さん)、平九郎(岡田さん)のその後を知らされる。

 成一郎らは彰義隊を結成するもすぐに分裂し、振武軍(しんぶぐん)として新政府軍と戦うが敗戦。激闘の中、平九郎の行方は分からなくなる。

 足を撃たれ、一人逃げ惑っていた平九郎。故郷へと続く中山道を目指すも、新政府軍の兵と再び出くわしてしまう。果敢に戦う平九郎だったが、次々と銃撃されると、もはやこれまでと観念。自ら腹を切りを命を絶つ。

 篤太夫は、平九郎の首は、名前もなく梟首(きょうしゅ)台でさらされたのち、犬がくわえて持ち去ったと聞かされ、衝撃のあまり絶句する……という展開だった。

 SNSでは平九郎の壮絶死に対して「言葉が出てこない」「酷い…酷すぎる」「涙が止まらない」「もう涙腺が……」「史実とは言えつらい」「胸が詰まる思いだ」と視聴者も言葉を失っていた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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