城田優:「カムカムエヴリバディ」語りは“英語講座”のイメージで “教材”の一部として「全ての方々に向けて」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の語りを務める城田優さん
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の語りを務める城田優さん

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の語りを務めている俳優の城田優さん。ドラマの語りについて、「物語のテーマの一つがラジオ英語講座ですが、ナレーションも英語講座のイメージでやらせていただいています」とこだわりを明かしている。

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 城田さんは、「流暢(りゅうちょう)に抑揚をつけた、完成させた語りというよりは、やはり日本語で言った後にわざわざ同じことを英語で置き換えて言うということに意味があるのではと思っています」と持論を展開。

 続けて「ラジオ英語講座は、ラジオで英語を教えることがメインのプログラムですよね。なのでナレーションもその英語の教材の一部であるということを大切にしています。お子様からご年配の方まで、朝ドラをご覧になる幅広い層の中には、初めて英語に触れる方もいらっしゃるかもしれない」として、「全ての方々に向けてしっかりと耳を傾けていただけるように、語り部として物語を届けていきたいと思っています」と思いを語った。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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