小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のメインビジュアルが12月1日、公開された。ビジュアルを手がけたアートディレクターの吉良進太郎さんは「13人の御家人の頂点に立つ北条義時。さまざまな目論見(もくろみ)を持つ者たちを覆し、鮮やかに君臨するさまをポスターにしています。伝統の色彩を使いつつも、今までにない現代的なインパクト、インクルーシブなグラフィックを目指しました」と語っている。
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撮影を担当したのは、写真家のレスリー・キーさん。レスリー・キーさんは「シンガポールで生活をしていた中学生の私は、連続テレビ小説『おしん』や大河ドラマ『いのち』がきっかけで日本のドラマ、日本人のわびさびや春夏秋冬の美しさに興味を持ち、それらがまるで音楽のように私の記憶に刻まれました。20歳で日本にやってきて30年間、ようやく地元に自慢できることができました。それが念願の連続テレビ小説『半分、青い。』のポスターでした。そして今回、大変な時代の中で、運命的に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のポスターを撮影させていただき、さらに夢が叶(かな)いました。一人の日本の朝ドラと大河のファンとして、どこにいても心から朝ドラや大河ドラマという財産がずっとずっと輝きますように私も応援していきたいと思います」とコメントを寄せた。
公式サイトも同日、開設された。公式サイトに掲載されている情報量はまだ少ないが、 NHKによると、「青天を衝け」最終回(12月26日)の放送後、内容を一気にグレードアップするという。
「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷幸喜さんの脚本。源頼朝にすべてを学び、武家の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
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