青天を衝け:吉沢亮、米国での「No war!」スピーチを回顧 自分の芝居だけど「ウルッときた」

大河ドラマ「青天を衝け」第40回の一場面 (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第40回の一場面 (C)NHK

 俳優の吉沢亮さんがこのほど、主演するNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(NHK総合、日曜午後8時ほか)のリモート取材会に出席。吉沢さんは、12月19日放送の第40回「栄一、海を越えて」で描かれた、栄一(吉沢さん)のスピーチシーンについて、「すごくいい感じに仕上げてくださって、自分の芝居ではあるのですが、ちょっとウルッときましたね」と振り返った。

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 第40回では、米国を訪れた栄一は、タフト大統領と面会。大統領は、米国は今後、“Peaceful war(平和な戦争)”、つまり商売の戦争を通じて日本と争うことになると栄一に伝える。後日、栄一は米国の商工会議所でスピーチを行うが、読み上げていた原稿を途中で放り出し、“長年の友”が最近殺害されたことを告白。相手を知ろうとする心があれば、悲劇は避けられるはずではないかと聴衆に説く。

 続けて、日本人移民が米国西海岸で排除されようとしていることに触れ、日本人移民は米国から何かを奪おうとしているのではなく、労働者として役に立ちたいと思っているのだということを訴える。そして、「大統領閣下は私にPeaceful warとおっしゃった。しかし私はあえて申し上げる! No war! No warだ!」と訴えた……。

 スピーチのシーンでは、栄一の日本語の語りと通訳が同時並行で進んだ。吉沢さんは、「結構いろいろな面で難しいのかなと思っていました。それこそ通訳との同時並行で進んでいくので、せりふを言うタイミングとかもそうだし、『どこに向けた感情なのか』とか、いろいろ考えながらお芝居をしていました」と打ち明けた。

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