鎌倉殿の13人:第3回視聴率16.2%で1.5ポイント増 “ジャイアン”木村昴が大河デビュー イケボな以仁王に

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第3回「挙兵は慎重に」が1月23日に放送され、平均視聴率(世帯)は16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前週第2回の14.7%(同)から、1.5ポイントアップした。また同回では、アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)のジャイアン役などで知られる人気声優の木村昴さんが、以仁王(もちひとおう)役で登場。大河デビューを果たした。

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 第3回では、治承4(1180)年4月、源頼朝(大泉洋さん)と引き離された八重(新垣結衣さん)は、伊東祐親(浅野和之さん)の家人・江間次郎(芹澤興人さん)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗さん)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本さん)が北条館を訪ねてくる。

 怪しがる政子(小池栄子さん)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健さん)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行さん)の御子・以仁王(木村昴さん)の令旨(りょうじ)を携えていた……。

 男性声優によるキャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」(ヒプマイ)の山田一郎役や、特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」のバイス/仮面ライダーバイス役も務めている木村さんが画面に登場すると、SNSでは「ジャイアン?」「ジャイアン王」「ジャイアンの中の人!」「仮面ライダーバイス!」などとファンは歓喜。さらには「イケボ以仁王」「いい声すぎる以仁王」「リサイタル開いたり、ラップバトルしてそうな以仁王」「木村昴くん、イケメン」と盛り上がった。

 一方、謀反はあっという間に鎮圧され、木村昴“以仁王”も、登場から落命まで15分あまりだったため、「すば兄退場」「ジャイアン、わずか15分の命かよ」「ほんとにあっという間やんw」「スバにぃ、死す」「短いジャイアンリサイタルだった」「大河に木村昴出てる!と思ったら一瞬で落命あそばした」「ジャイアン帝、落命。早かった…」と早すぎる退場を惜しむ声も上がっていた。


 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。

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