濱正悟:“ルパンブルー”が民放連ドラ初主演 生放送のラジオ番組が舞台の“リアルタイム進行型ヒューマンホラー”

5月31日スタートの連続ドラマ「何かおかしい」で主演を務める濱正悟さん
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5月31日スタートの連続ドラマ「何かおかしい」で主演を務める濱正悟さん

 特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系、2018~19年)でルパンブルー/宵町透真を演じた俳優の濱正悟さんが、5月31日スタートの連続ドラマ「何かおかしい」(テレビ東京、火曜深夜0時半)で主演を務めることが4月12日、明らかになった。濱さんが民放の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。

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 ドラマは、インターネットを中心に活動するオカルトホラー作家・雨穴さんが原案。ラジオ局を舞台に、生放送中の番組のちょっとした違和感が思わぬ悲劇につながっていく“リアルタイム進行型ヒューマンホラー”。視聴者から、家族で通った遊園地が閉園するため生中継してほしいという便りが届くが、それは5年前に殺された娘の犯人を見つけ、復讐(ふくしゅう)する目的で母親が番組に投稿したものだった。生放送が盛り上がるにつれ、番組が恐ろしい事件の手助けをしてしまっていることが明らかに……というストーリー。雨穴さんは、全身黒ずくめの見た目に白い面をつけた作家で、ストーリーテラーとしてドラマにも出演する。

 濱さんはNHKの“よるドラ”「恋せぬふたり」(総合、月曜午後10時45分)の“カズくん”役や、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(同、日曜午後8時ほか)で演じた平清盛(松平健さん)の孫・平維盛役でも話題を呼んでいる気鋭の若手俳優。

 濱さんは「雨穴さんの、独特な切れ味のある世界観に入れてうれしいです。台本を読ませていただき、改めて人間の恐ろしさ、先入観や固定観念の危険性について考えました」とコメント。演じるのは生放送番組「オビナマワイド」の構成作家・花岡で、「通常のドラマでは考えられない、10台以上の機材で長回し一発撮りの連続だったので常に集中力との闘いでした。毎話、先の読めない展開にハラハラしながら、何がおかしいのかを見極めていただき、容赦ない真実を心してご覧いただけたら幸いです」と話している。

 松尾諭さん、今井隆文さん、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん、ヒャダインさん、小手伸也さん、岡田結実さん、山之内すずさん、香音さんの出演も発表された。松尾さんは「オビナマワイド」のスタッフでミキサーの畑野、今井さんがディレクターの五十嵐を務める。藤森さん、ヒャダインさん、小手さんは番組MC、岡田さん、山之内さん、香音さんは番組アシスタントに扮(ふん)する。

 4月23日午後9時から、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で全話を先行配信。YouTubeのテレビ東京ドラマチャンネルでは前半3話を先行配信する。

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