池田航:“料理男子”池田航が料理人役で朝ドラデビュー 「大きなチャンス」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で料理人の桃木雄三を演じる池田航さん
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で料理人の桃木雄三を演じる池田航さん

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第26回が5月16日、放送された。“料理男子”として活動する俳優の池田航さんが、東京のレストランで比嘉暢子(黒島さん)と共に働く料理人・桃木雄三役で登場し、朝ドラデビューを果たした。

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 第26回では、高校を卒業した暢子は、本土復帰した沖縄から東京に、料理人になるためにやってきた。大都会の人混み、行き交う車に衝撃を受け、そして銀座のレストランの西洋料理にびっくり。レストランのオーナー(原田美枝子さん)らの失笑を買う。そして、兄(ニーニー)・賢秀(竜星涼さん)がいるはずのボクシングジムを訪問したところ……という展開だった。

 桃木役の池田さんは、1995年5月1日生まれ、富山県出身の27歳。2019年放送の連続ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)に出演したほか、今年4月公開の「やがて海へと届く」(中川龍太郎監督)で映画に初出演した。高校卒業後、フランス料理店で勤務した経験があり、調理師の資格を持つ。TikTokでも人気を集め、フォロワー数は110万人を超えている。

 池田さんは「今まで料理人をやってきた経験が、俳優としての人生に大きなチャンスをもたらしてくれました。より多くの方に沖縄の魅力、そして食への関心を伝えていきたいです」とコメント。「話数を重ねるにつれて少しずつ任せてもらえる仕込みが増えていきます。さらに仕込みの内容で何となく厨房(ちゅうぼう)の上下関係も分かるように表現されています」と料理男子ならではの見どころを語っている。

 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。

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