オクラ~迷宮入り事件捜査~
第11話 バディ終焉!最後のねつ造
12月17日(火)放送分
女優の寺島しのぶさんが、杏さんと坂口健太郎さんのダブル主演で7月にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)に出演することが5月30日、明らかになった。数々のドラマ、映画、舞台に出演している寺島さんだが、“月9”ドラマへの出演は初。同局のドラマに出演するのは「悪魔の手毬(まり)唄~金田一耕助、ふたたび~」(2019年12月)以来、約2年半ぶりとなる。主人公の白熊楓(しろくま・かえで、杏さん)、小勝負勉(こしょうぶ・つとむ、坂口さん)たちが所属する公正取引委員会・第六審査(通称ダイロク)を束ねる審査長・本庄聡子(ほんじょう・さとこ)を演じる。
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ドラマは、5月9日に発売されたばかりの新川帆立さんの最新刊となる同名小説が原作。実直で感情のままに行動する元刑事の白熊と、20歳で司法試験に合格して東大法学部を卒業した天才・小勝負ら、ダイロクの職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく姿を描く。
寺島さん演じる本庄は、公正取引委員会の可能性を広げるために、ダイロクを立ちあげた人物。謎多き小勝負の過去を知る唯一の人でもあり、新人の白熊に対して「小勝負くんのこと、お願いね」と託す。普段は物腰柔らかで上品な印象だが、白熊や小勝負が企業の不正を暴く証拠を見つけるために、委員会のトップを自ら説得するなど、誰よりも熱い正義の心を持っている。
寺島さんは役どころについて、「本庄は審査長で、ほかのダイロクのメンバーと違って、バディーを組んでの動きはしません。でも、そんなメンバーの動きを全て把握していて、要所要所にパッと現れてカッコイイことを言うんです」と紹介。
撮影については、「早くボスっぽくなれたらいいなと思っていますが、なかなか難しいです(笑い)。まだまだ満足するまでには至っていないです。ダイロクを立ち上げた本人で、小勝負の過去も知っているようですが、それが何なのか? 一番しっかりしていなくてはいけないので、今も模索している最中ですね」と語った。
フジテレビの野田悠介プロデューサーは「(本庄が)なぜダイロクを立ち上げたのか、やり遂げたいこととは? 物語が進むにつれ、そのベールが明かされていきます。本庄が抱えている心の内はまだダイロクのメンバーは誰も知らない。複雑な本庄の現在と過去、この二つを演じ分けられ、芯の強さと優しさを兼ね備えた本庄を演じられるのは寺島さんしかいないと思いお願いをしました。本庄審査長率いるダイロクメンバーを、ぜひお楽しみに!」と視聴者に呼び掛けた。
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