鎌倉殿の13人:頼朝、意識が遠のくように“落馬” 鈴の音が方々に届き 第25回視聴率は12.2% 

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演の小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第25回「天が望んだ男」が6月26日に放送され、平均視聴率(世帯)は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同回の終盤、大泉洋さん演じる源頼朝が、意識が遠のくように馬から落ちる様子が描かれ、視聴者の注目を集めた。

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 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

 第25回では、その死を異常に恐れるようになった頼朝は、異母弟の全成(新納慎也さん)からの「久しぶりの者との対面を控える」「昔を振り返り、人に先を託すのはご法度」「仏事神事は欠かさない」などの助言を過剰に守ろうとし、周囲を困惑させる。

 だが、同回の終盤では、落ち着きを取り戻し、義時の前で、「人の命は定められたもの。あらがってどうする。甘んじて受け入れようではないか。受け入れた上で、好きに生きる。神仏にすがっておびえて過ごすのは時の無駄じゃ」と考えを明かし、「神や仏には聞かせられぬ話だがのお」と冗談めかしてみせる。

 御所へと戻る道中、安達盛長(野添義弘さん)が引く馬の上で、全成によって禁じられていた“昔を振り返ろう”としたところ、頼朝は右手にしびれを感じ、手綱から手を離して、“鈴の音”を合図に馬から地面へと落ちてしまう。その鈴の音は方々に届き……。

 SNSでは、落馬の原因について、「脳卒中?」「脳溢血という名の呪い?」「ストレスですか?」「手に力が入らなくなった感じ。脳梗塞の類なのかな」「脳卒中というか普通に病死ですね。特に不思議はない。三谷さんはリアリストだな」「落馬の原因が不可思議な力が働いたように見えて現代医学に照らし合わせると脳梗塞。すごい描き方だ」「頼朝落馬事件の原因が馬のウィリーでなかったことは評価すべき」とさまざまな意見や感想が飛び交っていた。

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