山崎賢人:「陸王」以来、5年ぶり日曜劇場で初主演 10月期「アトムの童」で若き天才ゲーム開発者に 

10月期の連続ドラマ「アトムの童」で主演を務める山崎賢人さん(C)TBS
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10月期の連続ドラマ「アトムの童」で主演を務める山崎賢人さん(C)TBS

 俳優の山崎賢人さんが、10月期にTBS系の「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送される連続ドラマ「アトムの童(こ)」で主演を務めることが7月31日、明らかになった。同枠のドラマに出演するのは、2017年10月期の「陸王」以来5年ぶりで、主演するのは初めて。「5年前に日曜劇場『陸王』に参加させていただき、毎週感動を与えることができるすごく熱いドラマの枠だなと感じていました。そんな日曜劇場で主演を務めさせていただけるということで、キャスト・スタッフ一丸となって、全力で面白い作品が撮れたらと思っています」と語っている。

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 ドラマは、「相棒」(テレビ朝日系)シリーズや「この恋あたためますか」(TBS系)などの神森万里江さんによるオリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく様を描く。

 山崎さんが演じるのは、主人公・安積那由他(あづみ・なゆた)。大手企業や販売元を介さず、個人でゲームを制作する「インディー」と呼ばれるゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」の名で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れた。

 そんな中、老舗玩具メーカー「アトム」が那由他を求めて動き出す。廃業の危機にある「アトム」は、経営再建のために新業態としてゲーム制作に参入するが、資金もノウハウもなく、那由他にコンタクトを取ろうと奔走する。

 プロデュースを手がける中井芳彦さんは「現代版の『国盗(と)り物語』ともいえるゲーム業界の覇権争いと、それに巻き込まれる人たちの喜びや葛藤を秋の日曜劇場で描きたいと思っています」とコメント。

 「その争いの中心に立ち、大企業という集団を恐れず群れず、たった一人で野望を果たそうと戦う無双の男・那由他に、数々の映画・ドラマで活躍する山崎賢人さんが自然と重なりました。この役は、絶対に山崎賢人さんしかいないと思ってオファーさせていただきました」と起用理由を明かした。

 山崎さんは「子供から大人まで、みんなが触れてきたゲームというものを通じて、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっているかと思います。毎週日曜夜9時が楽しみになるような、家族みんなで見て熱くなれるような最高の作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とアピールしている。

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