初恋の悪魔:“鈴之介”林遣都の過去が明らかに 「神回」「涙が止まらない」と感動の声(ネタバレあり)

「初恋の悪魔」第5話の一場面=日本テレビ提供
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「初恋の悪魔」第5話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の林遣都さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系、土曜午後10時)第5話が、8月13日に放送された。この日の放送では、鈴之介(林さん)が一人で豪邸に住む理由、さらには鈴之介の過去が明らかになり、視聴者からは「心温まるエピソード」「想像を上回る神回でした!」などの反響が寄せられている。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 脚本は「東京ラブストーリー」などの坂元裕二さん。警察署でそれぞれ別の部署に勤める訳ありの4人が難事件を解明する姿を描く。やがて、4人の間には友情が芽生え、恋模様も描かれる。

 第5話では、鈴之介と森園(安田顕さん)は、廊下の突き当りにあった開かずの扉の先の地下室を発見。誰かが監禁されていた痕跡があって驚くが、森園は地下室の扉を閉めて鈴之介を閉じ込めてしまう。音信不通の鈴之介を心配した悠日(仲野さん)、星砂(松岡茉優さん)、琉夏(柄本佑さん)は、鈴之介宅を訪ねる。地下室の存在を知らない3人は、鈴之介の部屋から椿静枝(山口果林さん)が書いたとみられる手記を発見し……と展開した。

 閉じ込められた鈴之介は森園に、椿から譲り受けた家だと明かす。鈴之介は、椿と出会い「生まれて初めて人から受け入れられた。僕はこの世界にいてもいい。椿さんはそう教えてくれた」と大きな出会いだったことを森園に話す。

 椿は旧境川中学校の外壁崩壊により、娘と孫を亡くしていた。その恨みから、市役所の人間を地下室に監禁していたことが手記から分かった。その後、椿は逮捕され執行猶予つきで釈放されると、「今度こそ失敗しない」と、市役所の人間と同じく刑事の鈴之介を監禁しようとしていたことが判明する。

 しかし、椿は鈴之介と出会ったことで「私の中にあった復讐(ふくしゅう)心が消えていった」「娘と孫が生きたこの世界を恨みたくなかった」と気持ちに変化が生まれたことを書き記していた。さらに、手記の中には“あなたに助けられました。ありがとう、鈴之介くん”とつづられており、鈴之介は大粒の涙を流した。

 SNSでは「ずっと涙が止まりませんでした」「林遣都さんのお芝居が爆発してる」「鈴之介さんの過去エピソードが温かくて切ない」など、感動のコメントも集まっている。

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