石川恋:「ユニコーンに乗って」“恋敵”役は「楽しんでやっています!」 “THE当て馬顔”の反響にも「めっちゃ面白い」

連続ドラマ「ユニコーンに乗って」に出演する女優の石川恋さん(C)TBS
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連続ドラマ「ユニコーンに乗って」に出演する女優の石川恋さん(C)TBS

 仕事と恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公・成川佐奈(永野芽郁さん)たちの成長を描く連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系、火曜午後10時)。SNSで人気の美容系インフルエンサーで、須崎功(杉野遥亮さん)の幼なじみで思いを寄せる倉田凛花を演じているのは、女優の石川恋さんだ。いまだに功を忘れられないが、功は佐奈に思いを寄せていて……という役どころだが、石川さんは「(恋敵役という)『嫌な役をやっていて疲れませんか?』と心配してくださる方もいるのですが、楽しんでやっています!」と話す。石川さんに撮影現場で感じた思いを聞いた。

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 「ユニコーンに乗って」は、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「Night Doctor(ナイト・ドクター)」(共にフジテレビ系)などの大北はるかさんのオリジナル作。自ら起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」のCEOを26歳の若さで務める佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥(西島秀俊さん)が転職してきたことで、佐奈の仕事や恋の環境が一変して……というストーリー。

 石川さん演じる凛花は、功と幼なじみ。高校時代に付き合っていたこともある功をいまだに忘れられていない。そんな凛花について、共感する部分はあまりないと話した石川さんは、「凛花はお嬢様として育ってきたからこそ、空気が読めないことを言っちゃったりする。私は人の顔色を見てしまうタイプなので、演じていて、『凛花、今すごくやばいこと言ってる!』とか思ったりします(笑い)」と明かす。

 ドラマの反響が気になり、SNSをのぞいたこともあるといい、「『石川恋は“THE当て馬顔”』って書いてあって。めっちゃ面白いと思いました!(笑い)」とにっこり。昨年放送の連続ドラマ「イタイケに恋して」(読売テレビ・日本テレビ系)でも、別れた後も元カレに連絡をする元カノ役を演じていたが、「普段は理性で抑えますが、役でできるので面白いです。『ずうずうしい』とか『嫌な奴』と思ってもらえて、手応えを感じています」と話しす。

 ちなみに、今作の登場キャラクターの中では、功に惹(ひ)かれるといい、「ずっと佐奈にいちずですし。凛花的には違いますが、視聴者的には『功がんばれ!』って思っちゃう」と話していた。

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 佐奈たちの“チャレンジ”を描く今作。先月29歳の誕生日を迎えた石川さんに、これからチャレンジしたいことを尋ねてみると、「お仕事ではもう一回舞台をやってみたいです!」と告白する。

 プライベートでは、毎年一つ新しいことに挑戦したいと思っているといい、昨年は富士山に登ったという。「ダイビングのライセンスを持っているので、今年はもっと深く潜れるライセンスを取りたいな」と明かしていた。

 仕事でいいパフォーマンスをするためにも、普段から“心の安定”を心がけているという石川さん。「私は不器用なので、プライベートで落ち込んだりすると、仕事とプライベートは別だと思っても、よぎってしまうことがあるんです。何か問題が起きてもできるだけ早く解決したいと思っています」と心がけを明かす。

 自分自身の中で変化もあったといい、「昔はがむしゃらに“どんどん追い込んでやる”という感じでしたが、最近はチートデーを作っていて、頑張ったら好きなものを食べたり、ビールを飲んだり。前よりよくできたな!と思うようにしたりしています」と話していた。

 8月16日放送の第7話では、順調に進んでいた「スタディーポニーキャンパス」の制作だったが、永瀬(松尾貴史さん)率いる「ゲームアカデミア」が、「ドリームポニー」の技術を横取りし、特許を出願していたことが発覚する。動揺する佐奈たちは、最近、海斗(坂東龍汰さん)が不審な行動を取っていたことに気付いてしまい……。功が問いただすも、海斗は黙ったまま会社を飛び出してしまい……と展開する。

 石川さんは、「『ドリームポニー』の仲間の絆が再確認できるすてきな回になっています。ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

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