家庭教師のトラコ:「4630万!」時事ネタに視聴者も大笑い 「例のご送金ネタ」「噂の金額ですね」

ドラマ「家庭教師のトラコ」第5話の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「家庭教師のトラコ」第5話の一場面=日本テレビ提供

 女優の橋本愛さん主演の連続ドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第5話が8月17日に放送された。橋本さん扮(ふん)する謎の家庭教師・根津寅子(トラコ)が、定食店を営む下山智代(板谷由夏さん)に息子の高志(阿久津慶人さん)が大学を卒業するまでに必要な金額を伝えると、視聴者からは「例のご送金ネタ(笑い)」「噂の金額ですね」と反響が広がった。

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 「家政婦のミタ」「35歳の少女」などの話題作を生み出した脚本家の遊川和彦さんとプロデューサーの大平太さんが再びタッグを組んだホームドラマ。それぞれ問題を抱えた3家庭をトラコが救う物語だ。

 第5話では、智代の胃がんが判明し、高志のためにお金を残したいと考える。トラコは「仮に私立に受かったとして、中学、高校の授業料と教材費、修学旅行費などを合わせると大体630万。大学は国立か私立かで違いますが、入学金と4年間の授業料と教材費……などを合わせて約3300万。それに加えて10年間の食費や生活費、もろもろ合わせると約700万。全部合わせると、4630万! が、おかみさんが安心して死ぬのに必要な金額ってことになりますね」と告げる。

 智代は「無理よそんな大金。誰かさ、間違って振り込んでくれないかな」と苦笑いすると、トラコは「無理ですね。どっかの持続化給付金じゃないんだし」と、“時事ネタ”を絡めて現実の厳しさを智代に示した。

 4630万円は、山口県で今年発生した新型コロナの臨時給付金の誤送金事件で振り込まれてしまった金額と同額で、SNSでは「4630万はそう簡単に得られるお金ではありません」「4630万て絶対アレだよね(笑い)」「トラコのやつモロ時事ネタ言ってて草」と笑いが起こっていた。

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