舞いあがれ!:祥子「自分の気持ち、言えたばい」 舞に告げた言葉に感動の嵐 「朝から心持っていかれる」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第5回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第5回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第5回が10月7日に放送された。同回で描かれた、めぐみ(永作博美さん)と舞(浅田芭路ちゃん)の別れのシーンで、祥子(高畑淳子さん)が放った言葉に「優しさが心にしみました」「朝から心持っていかれる」と反響が集まった。

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 第5回では、舞が校外学習で磯へ行く。そんな中、生徒の一人が裸足で海に入り、オコゼを踏んでしまい、周りはパニック状態に。舞は海から出ようとするが、転んでけがをしてしまう。めぐみと祥子は手作りのジャムを車で運搬している途中でその騒動に遭遇。めぐみは、車を降りて一目散に舞のもとへ駆けていく。

 その後、自宅に戻りめぐみは「来たばっかりなんやし、もっと慎重に考えなあかんかったな。ごめんな、舞。ゆっくり少しずつやらな、しんどなるよね?」と問いかける。その様子を見ていた祥子は「めぐみ、帰ってくんね。舞のことば心配しすぎとる。舞はここん来てから、ず~っとめぐみの顔色ばうかがっとる」と告げる。

 祥子の言葉を受け入れて東大阪に戻ることとなっためぐみ。めぐみを見送った舞に、祥子は「よう頑張ったな」とひと言。舞は「私と一緒にいてたら、お母ちゃんしんどそうやから。お母ちゃん、私にここ残ってほしいと思てる。そやから、帰られへん」と大粒の涙を流しながら話す。祥子は「ちゃーんと自分の気持ち、言えたばい。少しずつでよか」と優しく舞の涙をぬぐった。

 最後は、語りを担当するさだまさしさんによる「よく知らない島で、よく知らないおばあちゃんと二人きり。果たしてどんな毎日が待っているのでしょうか?」というナレーションで、今週の放送が締めくくられた。

 SNSでは「『ちゃんと言えたばい』と優しく肯定する祥子さん。とてもいい」「強くて、優しくて、知的な人。こういう人になりたい」などのコメントが寄せられている。

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