明日の舞いあがれ！：第2週振り返り　島でたくましく成長した舞　祥子ばんばも「もう大丈夫たい」　　

　福原遥さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「舞いあがれ！」（総合、月～土曜午前8時ほか）。10月15日は第2週「ばらもん凧（だこ）、あがれ！」（10月10～14日）を振り返る。

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　「舞いあがれ！」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島が舞台。さまざまな人との絆を育みながら、「空」に憧れるヒロインが「飛ぶ」夢に向かっていく、挫折と再生の物語だ。

　第2週では、母・めぐみ（永作博美さん）が帰阪したため祖母・祥子（高畑淳子さん）と長崎・五島で暮らすこととなった舞（浅田芭路ちゃん）。何をするにも臆病な舞に、祥子はなんでも自分でできるように導いていく。島では、祥子が作ったジャムも扱う土産物店の店員さくら（長濱ねるさん）や、祥子が操縦する船を作った船大工の木戸（哀川翔さん）、めぐみの同級生で役場に勤める浦信吾（鈴木浩介さん）、その息子・一太（野原壱太君）と仲良くなっていくが、失敗したり、熱を出すことを気にしながらの生活が続く。

　ある日、舞は、祥子が瀬渡しの仕事で乗っている船の名前がめぐみ丸という母の名前がつけられていることを知り、なぜ母と祥子が14年間も音信不通になっていたのかを祥子から聞き出す。そして、祥子は本当はずっとめぐみと会いたかったことや、舞、悠人（海老塚幸穏さん）と会いたかったこと、今、舞と一緒に暮らせてうれしいことを語る。

　妊娠中の一太の母・莉子（大橋梓さん）が激しい陣痛に襲われた際には。助けを呼ぶため、全力疾走するなど、日々たくましく成長していく舞。そんな舞を見て、祥子は電話でめぐみに「舞はもう大丈夫たい。大阪へ帰らすけん」と告げる。

　舞と過ごす最後の夜。祥子は「舞、ばらもん凧（だこ）あげたときのこと覚えとっか？　舞もばらもん凧ごたあ、どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ」とエール。舞は「ばんば、今までありがとう」と言うと、祥子は目を真っ赤にして優しくほほ笑む……という展開だった。