舞いあがれ!:「人のええとこ見つけられる」 舞&浩太の父娘に視聴者感動「2人の会話が尊い」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第63回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第63回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第63回が12月28日に放送された。同回で描かれた舞(福原さん)と父・浩太(高橋克典さん)のやり取りに、視聴者の感動が集まった。

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 工場の経営悪化のため、心身ともに疲れている浩太のため、雑炊を作った舞。そして、商品こん包を手伝っている舞は、不良品のネジを浩太に手渡す。

 浩太は「よう見つけたな」と褒めると、舞は「お父ちゃん、すごいな。私な、きょう1万本以上ネジ見てん。けど、不良品はその1本だけやった。お父ちゃん、ええネジ作ってんねんな」と話す。

 すると浩太は「舞は不良品を探しているときでも、ええとこ見つけるんやな。それが舞のええとこや。航空学校で褒められへんかったか? お前は人のええとこ見つけられるて」と娘の優しい性格を喜ぶ。

 「そんなん褒めてくれるような教官やなかったで」という舞は、「お父ちゃん。パイロットはな、リレーのアンカーやねん。大勢の力が合わさって、初めて飛行機は空を飛ぶ。無事に飛行機飛ばしてっていうみんなの気持ち、バトンみたいに受け取ったパイロットは空を飛ぶねん」と語り始める。

 続けて「ここで働いてたら、お父ちゃん、パイロットみたいやなって思うねん。工場のみんな乗せてるから、絶対に飛び続けなあかん。そう思って頑張ってるパイロット。責任が重くて大変やけど、仲間がおるから頑張れるんやろ。みんなで乗り越えられたらええな」とエールを送る。

 浩太は「そのためには、何でもやるで」と笑顔を見せた。

 SNSでは「人のいいところを探すのは、なかなかできません! それができるのは、舞ちゃんのいいところ」「2人の会話が尊い。すてき過ぎて泣きました」「不良品探してええとこ見付ける舞ちゃん。こんな娘さんだったらお父ちゃん幸せだね」「こんな風に舞ちゃんに言われたら、お父ちゃん頑張っちゃうよね」といった感想が寄せられている。

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