女優の上白石萌歌さんが、1月5日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。朝ドラ「ちむどんどん」の役作りで身につけた三線(さんしん)を披露したほか、教師である父の教えについて語った。
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上白石さんは鹿児島県出身の22歳。小学校1年生から3年生までメキシコで暮らし、10歳で「7代目東宝シンデレラオーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入りした。
2022年はNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」でヒロインの妹・比嘉歌子を演じた。沖縄民謡歌手の歌子役に苦労したといい、中でも三線を弾きながら歌うシーンが大変だったと明かす。
「(練習は)撮影が始まる半年前から始めたので、約1年半三線を触っていて、今ではお友達ですね」と上白石さん。沖縄言葉にも苦労したそうで、「まず(歌詞の)意味を知って、そのあとに覚えて、三線を弾きながら歌うというのがすごく難しくて。でも三線の音には不思議な安らぎがあるんですよ」と笑顔を見せた。
ここで、黒柳さんからのリクエストで三線の弾き語りを披露する展開に。上白石さんが「ちむどんどん」の劇中でも歌った沖縄民謡「娘ジントーヨー」を弾き語ると、黒柳さんは「あら~、お上手ね! びっくりしちゃった!」と大絶賛した。
また、教師である父から「とにかく学び続けろ。勉強だけじゃなく、人に会うとか遊ぶとか、そんなことからも学べ」と教えられてきたといい、「その影響もあって、今は大学に通っています」と現在“大学5年生”であることを明かした。
18歳の頃に仕事で挫折を味わった際には、真っ先に父に相談した。「きっとどんなお仕事でも大変なのは一緒だから、自分だけだと考えない方がいいよ。続けていたらいいことあるから」と助言を受け、前向きになれたのだという。上白石さんは「迷ったときには、父と二人でどこかに行くことが多くて。そこで教師らしい言葉をいつもくれますね」と振り返った。
そんな父ももうすぐ還暦を迎える。上白石さんは「メキシコに連れて行ってあげたいです。家族で住んでいたとき以来一度も行けていないので、できれば家族4人でメキシコ旅行をしたいな」とほほ笑んだ。
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