竹野内豊：「イチケイのカラス」劇場版の完成に感無量　「ぜいたくな映画できた」

　俳優の竹野内豊さんが1月6日、東京都内で実施された主演映画「イチケイのカラス」（田中亮監督、1月13日公開）の完成披露試写会に出席した。豪華キャスト陣が集結した今作について「こうして豪華なキャストの方がそろうと、ぜいたくな映画ができたんだなと今、あらためて思う。そして1700人のこの観客の方々に迎えられて、本当にぜいたくな映画が完成したんだなと実感しております」と感無量の様子を見せた。

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　竹野内さんは「連続ドラマを撮影中は、映画化はちょっと考えられなかった。でもこういう形で実現できたのは、この場にいらっしゃる皆様、そして連続ドラマのファンの応援がなかったらできなかった。本当に感謝しております」とにっこり。「スケール感が本当に大きくて、とにかくこの豪華なキャストの皆様に支えられて、すてきな映画が完成したと思います。随所にいろいろなメッセージが込められていると思う。ほんの少しでも何かを感じていただければ」と話した。

　イベントには黒木華さん、斎藤工さん、山崎育三郎さん、柄本時生さん、西野七瀬さん、田中みな実さん、津田健次郎さん、尾上菊之助さん、吉田羊さん、向井理さん、小日向文世さん、田中亮監督も出席した。

　「イチケイのカラス」は、マンガ誌「モーニング」（講談社）で連載された浅見理都さんの同名マンガが原作。一つ一つの事件に粘り強く向き合う刑事裁判官・入間みちお（竹野内さん）と、東京地方裁判所第3支部第1刑事部（イチケイ）の仲間たちの活躍を描く。2021年4月期に、竹野内さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ（月曜午後9時）として放送された。映画では、みちおがイチケイを去ったドラマの最終回から2年後のストーリーが展開される。