福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「舞いあがれ！」（総合、月～土曜午前8時ほか）第83回が1月31日に放送され、東大阪の町工場の技術を集結して作り上げた、飛行機用の試作ボルトの強度試験が行われた。

あなたにオススメ

「鬼滅の刃」　「無限城編」3つのポイント

　まずは、ネジの傷のチェックが入り、IWAKURAもライバル会社の朝霧工業も難なく通過する。

　強度試験では、ボルトが切れるまで引っ張り、3万6500ニュートン以上の力に耐えられれば合格となる。すでに3万9000ニュートン超えを達成していた朝霧工業に対して、IWAKURAも3万8336ニュートンまで耐え、朝霧工業側も「まさか！？」と驚いた。

　舞（福原さん）は「これはうちだけの技術ではありません。父の代からお付き合いしている、東大阪の他の工場の機械をお借りしました。これは、東大阪の町工場の技術が結集したボルトなんです」と胸を張った。

　朝霧工業は「本発注はたくさんのボルトやネジを作ることになります。必要な時間も費用もかなりのもんで、他社がメリットを感じるとは思えません」と嫌みっぽく言う。

　しかし、共に視察をしていた「菱崎重工」の重役・荒金（鶴見辰吾さん）は「全くの夢物語ということではないと思いますよ」とIWAKURAをフォロー。「素晴らしい製品をお持ちいただきありがとうございました。結果は後日、ご報告いたします」と舞たちに伝えた。

　SNSでは「この緊張感と検査クリアの爽快感、下町ロケットかと」「IWAKURAの技術をなめるなよ！」「菱崎重工の荒金さんがフォローしてくれましたね。結果はどうなる！？」「チーム東大阪の町工場で、気位の高い大手に勝っちゃえ！」と応援コメントが寄せられている。