俳優の清野菜名さんが4月23日、東京都内で開かれた主演ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」(4月30日スタート、ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後10時)の完成披露試写会に岸井ゆきのさん、生見愛瑠さんと出席した。脚本を手がけた岡田惠和さんからメッセージが届き、清野さんは「(岸井さんと生見さんの)2人に会えたこともすごく奇跡。この作品に参加できて、とても幸せです」と涙を流した。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
岡田さんは「脚本家として、出会いに感謝です。ありがとう。(清野さんが演じた)サチ、素晴らしかった」と称賛。続けて「清野さんのお芝居にはリアリティーがあった。表情や体の動き、すべてがサチとして生きていました。意思の強さ、人と距離をとることでなんとか気持ちをキープしている感じ。ビシビシ伝わってきました」といい、「サチが笑うと、とてもとても幸せな気持ちになって、涙が出ます」とコメント。
岡田さんの言葉を聞いて清野さんは「うれしいです。撮影に入った時は思い出しました」と言いながら次第に涙声に。「サチが抱えているものって重くて。ずっと苦しかった。こうやって、笑顔を見たときに、すごく救われた気がした。普段、一人で抱えていたものを、お二人がぐっと引っ張ってくれる。それがすごくうれしくて」と涙を見せ、「こうやって二人に会えたこともすごく奇跡。この作品に参加できて、とても幸せです」と感謝した。
すると生見さんも「このお話をいただいたときに、すごいすてきな方たちと……」と言いながら涙。「なんか恥ずかしいな(笑い)。すごい、『いいのかな、私で?』と思っていた。本当に皆さんが優しく迎えてくださって、勉強になることがいっぱいで。おいしいご飯を一緒に食べれてうれしい。分からないことがいっぱいあるんですけど、勉強させていただいています。毎日楽しくやっています」と話し、涙をぬぐった。
ドラマは、ABCテレビが新設した連続ドラマ枠の第1弾で、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年)、「ひよっこ」(2017年)などで知られる岡田さんのオリジナル作。足の不自由な母親との生活を支えるため休みなくバイトを続ける岸田サチ(清野さん)、家族から縁を切られ退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける野田翔子(岸井さん)、両親との縁が浅く借家で暮らしながら祖母と工場勤務を続ける樋口若葉(生見さん)。離れた場所に暮らし、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす……というストーリー。
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(4月20日~26日)は、今田美桜さん主演で、2025年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あん…
長谷川博己さん主演の連続ドラマ「アンチヒーロー」第3話が4月28日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送された。ラストにどんでん返しがあり、視聴者の間で話題になった。
俳優の広瀬アリスさんが主演を務めるフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「366日」(月曜午後9時)の第4話が4月29日に放送される。
俳優の長谷川博己さんが主演を務める、TBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」の第4話(5月5日放送)のあらすじが明らかになり、場面カットが公開された。
1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(4月20日~26日)は、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、藤原彰子を演じる見上愛さんの役衣装写真が公開…