らんまん:ラスト5分の「神木くん劇場」 熱のこもったせりふ回し「本領発揮」「言葉、一つ一つが沁みた」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第23回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第23回の一場面 (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第23回が5月3日に放送され、万太郎(神木さん)が祖母のタキ(松坂慶子さん)に、自身の将来について考えを伝える姿が描かれた。

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 第23回では、佐川に帰る道すがら、万太郎は燃えるように鮮やかな花・キツネノカミソリを見つける。無事に峰屋についた万太郎と綾(佐久間由衣さん)は、改めてタキに、自分たちが進みたい道について伝える。綾は自ら新しい酒を造って峰屋をもっと大きくしたい、そして万太郎は植物学の道に進むため東京に行かせてほしい、と訴え……と展開した。

 「わしのことは勘当してください」と切り出した万太郎は途中、「生まれてこん方がよかった」と口にした際にはタキに頬をはたかれ、綾からも叱られるが、その後もあきらめることなく、タキに向かって思いを伝え続けた。

 自分には「“好き”ゆう才」という「飛びっきりの才」があり、「この才は、峰屋に生まれたきこそ、育ててもろうたもんじゃ」と感謝。これまで恵まれてきたからこそ「わしにできることを果たしたい」「わしは、何者かになりたいがよ」と……。

 万太郎の訴えはラスト5分間にわたって繰り広げられ、役を演じる神木さんの熱のこもったせりふ回しと演技について、SNSでは「神木くん劇場」「本領発揮」「言葉、一つ一つが沁(し)みた」などと賞賛するコメントが並んだ。

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