牧瀬里穂:「らんまん」ヒロインの母で存在感 「まんぷく」では加藤雅也と“夫婦漫才”が話題に

NHK連続テレビ小説「らんまん」で西村まつを演じている牧瀬里穂さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で西村まつを演じている牧瀬里穂さん(C)NHK

 神木隆之介さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロインの寿恵子(浜辺美波さん)の母・西村まつを演じている牧瀬里穂さん。1989年にJR東海のCMで注目を浴びた彼女だが、朝ドラへの出演は、2018年度後期の「まんぷく」が初めてだった。今回は、牧瀬さんにとって朝ドラデビュー作となった「まんぷく」での役柄と活躍を振り返る。

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 「まんぷく」で牧瀬さんは、喫茶店「パーラー白薔薇」の店主・川上アキラ(加藤雅也さん)の妻・しのぶを演じた。しのぶは実は宝塚音楽学校の出身で、タカラジェンヌとしてはあまりふるわなかった過去を持ち、ヒロインの福子(安藤サクラさん)の良き理解者として、夫の萬平(長谷川博己さん)の即席ラーメンの開発を支える福子を無条件に応援した。

 しのぶは、いわゆるステレオタイプの“大阪のおばちゃん”のようなキャラクターで、夫のアキラと夫婦(めおと)漫才のような会話を繰り広げ、人気を集めたことを覚えている朝ドラファンもいるだろう。

 牧瀬さんは、放送当時「福ちゃん(安藤さん)のことが大好きで、にぎやかだけどそっと温かく見守っているような存在でいたいと思っています」と語っていたが、しのぶのキャラクターは多くの視聴者の支持を集めた。

 そんな「まんぷく」のしのぶ役から約4年、牧瀬さんが「らんまん」で演じているまつは、第13回(4月19日放送)で初登場すると「ヒロイン級の存在感」と早速SNSでも話題になった。また、第31回(5月15日放送)では、元芸者で妾(めかけ)だったまつが、娘の寿恵子の“普通の幸せ”を願っている姿が描かれた。

 「まんぷく」では、加藤さんとの夫婦役で人気を博した牧瀬さんが、「らんまん」で浜辺さんとどのような親子関係を演じてくれるのか、引き続き注目したい。

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