今週の「徹子の部屋」：リリー・フランキー、極貧の20代　ガスと電気も止まる　謎に包まれた私生活とは

　5月29日～6月2日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）のラインアップが発表された。29日は「部屋を彩ったアーティスト達」、30日は俳優の室井滋さん、31日は俳優のリリー・フランキーさん、6月1日は狂言師の野村萬さん・野村万蔵さん・野村万之丞さん、2日は元車いすテニス選手の国枝慎吾さんが出演する。

　「部屋を彩ったアーティスト達」は、ビーズ刺しゅうデザイナーの田川啓二さん、影絵作家の藤城清治さん、人形作家の与勇輝さんらの出演回を振り返り、スタジオを華やかに飾った作品を紹介する。

　室井さんは、幼い頃に両親が離婚。48歳の若さで亡くなった愛する父との最期の思い出や、学生時代にアルバイトを100種も経験した話、長寿の猫（22歳）との生活などを語る。

　リリーさんは、15年ぶりに「徹子の部屋」に登場。20代の頃は無職でガスや電気を止められていた時代もあったといい、極貧時代と謎に包まれた私生活を明かす。

　萬さん、万蔵さん、万之丞さんの野村家3代がそろって番組に初出演。人間国宝の萬さんは今年93歳で、元気の秘訣（ひけつ）は舞台に立ち続けることだという。長年、師弟関係だった萬さんと万蔵さんだが、最近、初めて親子で旅行をするなど心境の変化を明かす。

　国枝さんは、今年1月に現役を引退。今回は、食事面や精神面で国枝さんを支え続けた妻の愛さんもスタジオに登場する。7年前、けがで引退を考えた国枝さんに送った愛さんの言葉を紹介する。