らんまん:「僕の夢の一つ」寺田心が朝ドラデビューへ 高知の遍路宿の息子・山元虎鉄役で登場

NHK連続テレビ小説「らんまん」で山元虎鉄を演じる寺田心さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で山元虎鉄を演じる寺田心さん (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、8月7日から第19週「ヤッコソウ」に入る。同週から、子役出身の俳優・寺田心さんが、山元虎鉄(やまもと・こてつ)役で登場する。寺田さんは朝ドラ初出演。

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 ◇虎鉄もまた天真らんまんな子

 演じる虎鉄は、高知の遍路宿「角屋」の息子。植物採集に訪れた万太郎(神木さん)と出会う。

 寺田さんは6月の出演発表の際「おばあちゃん子だった僕が、幼少の頃から祖母と見ていた朝ドラ。いつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まったときはとてもうれしかったです」とコメント。

 また「憧れの神木さんとまたお芝居ができること、初めての土佐弁、胸がいっぱいになりました。撮影当日が偶然にも僕の15歳の誕生日と重なり思い出に残る日となりました。虎鉄は遍路宿の息子です。お遍路さんを通して、人とふれあい、豊かな自然により、虎鉄もまた天真らんまんな子ではないのかなと思いました」と話していた。

 ◇第19週「ヤッコソウ」あらすじ

 長女の園子が亡くなり、悲しみに暮れる寿恵子(浜辺美波さん)だったが、万太郎や母のまつ(牧瀬里穂さん)に支えられながら無事に第2子を出産する。そんなある日、ロシアからマキシモヴィッチ博士が亡くなったとの知らせが届く。ロシア行きを断念した万太郎は、今、自分のやるべきことをやると決心。まずは田邊(要潤さん)から寄贈を命じられた標本制作のため、植物採集の旅に出ることにする。

 高知の山奥で虎鉄(寺田さん)という少年と出会い、彼の案内で珍しい植物を発見する。その植物を新種だと認定した万太郎は「ヤッコソウ」という和名を付ける。

 「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。

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