らんまん:野宮さん、大学に辞表提出 波多野が悔しさ語る「本当にひどいのは日本国内だった」

NHK連続テレビ小説「らんまん」の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第112回が9月5日に放送され、画工の野宮(亀田佳明さん)が大学を去ることが、波多野(前原滉さん)の口から明かされるシーンが描かれた。

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 波多野は、万太郎(神木さん)と2人きりになると「話したいことが」と切り出し「野宮さん、辞表を出すつもりらしい」と打ち明ける。

 波多野と野宮は共同でイチョウの精虫を発見したが、波多野は「世界からは相当疑われた」と告白。しかし「本当にひどいのは……この日本国内だったんだ」といい、「第一発見者が元画工。認めないって。僕が研究してお膳立てして、それをたまたまのぞいただけだろうって。外国向けの論文を書いたのも僕だ。だから僕一人の功績にしろって」と悔しさを語る。

 「野宮さんを第一発見者として認めないのは僕が許さない。僕一人なら大学だろうが、学会だろうがあらゆる賞を辞退するって」と主張したものの、波多野は農科大学の教授に任命された。

 波多野は「もう僕は受けた。結局……僕は野宮さんを見捨てたんだ」とざんげした。

 SNSでは「野宮さんふびん過ぎるわ」「結局万太郎のときと体質変わらない大学。悲しいなぁ」「成果より肩書きで判断される。悔しいね」「波多野、自分を責めるなよ……」といったコメントが寄せられている。

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