あまちゃん:「岩手と闘う」“水口”松田龍平 アキの「帰りてえ」気持ちを後押し「水口さんグッジョブ」「水口と一緒に号泣」

のんさん(左)と松田龍平さん
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のんさん(左)と松田龍平さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第135回が、NHK・BSプレミアムで9月6日に再放送された。東日本大震災後、心ここにあらずな様子のアキ(のんさん)が「岩手に帰りたい」という気持ちを心の奥底に持っていることに気づいたマネジャーの水口(松田龍平さん)の葛藤が描かれた。

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 同回では、社長の春子(小泉今日子さん)から「アキ、あの子、岩手に帰りたいのよ」と聞いた水口。

 確かにアキは、雑誌の取材の現場でもライター(滝藤賢一さん)から「実家大丈夫でした? 岩手の、確か海沿いだったよね」と聞かれて表情が曇り、「帰ったりしないんですか」と聞かれて明らかに困惑しており、水口は確信を深める。

 無頼鮨で種市(福士蒼汰さん)がゴミを捨てに行くと、物陰に水口がおり、「俺は今、岩手県と闘っている」とつぶやく。アキを東京につなぎとめるには種市との「ラブが必要なんだ」「俺一人じゃ岩手に勝てねえ」と、水口は交際解禁で共闘を申し込むほど悩んでいた。

 水口は、最近アキが、岩手に帰ったからって何ができるわけでもないが、ニュースなどを見ているとたまらなくなって、みんなの笑顔を思い浮かべているが、ユイ(橋本愛さん)の笑顔だけ思い浮かばないと打ち明けたという種市の話を聞いて、「それ、めちゃめちゃ帰りたがってるよ!」とはっきりと気づく。

 その後、アキに音楽番組「私らの音楽」でGMTと「地元に帰ろう」を歌う出演依頼が舞い込む。水口はアキに、太巻こと荒巻太一(古田新太さん)の発案で春子もやらせたがっていると伝えるが、実は水口が太巻に直談判して成立させた企画だった。

 そして、アキがGMTとのジョイントで「地元に帰ろう」を歌っている姿を見て、水口はこらえきれず涙を流す。その後、アキは春子と正宗(尾美としのりさん)の前で「おら、岩手さ帰りてえ」とはっきりと伝えた。

  SNSでは「水口、広大な岩手には勝てないよ」「『地元に帰ろう』がこんなに突き刺さって。水口と一緒に号泣」「水口さんがGJ(グッジョブ)すぎる」「水口回」「まさかまだこんな水口回が残っていたなんて。今日が一番キた」「これ以上ない最高の後押し、最高のマネジャー」「帰したくないが帰す水口の葛藤……すごいな」といったコメントが並んだ。

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