らんまん:「売れるじゃないですか!」 “軍師”寿恵子に視聴者「最高の一押し」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第128回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「らんまん」第128回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第128回が9月27日に放送され、理学博士になることを悩んでいた万太郎(神木さん)を、寿恵子(浜辺美波さん)が背中を押すシーンが登場した。

ウナギノボリ

 波多野(前原滉さん)と徳永(田中哲司さん)からの推薦で、理学博士になる話が届いた万太郎。しかし「わしは、いただくことはできん。大学には、さんざん不義理をしてしもうた。それに、まだ成し遂げちゃあせん。日本中の植物を明らかにして図鑑にする。これは、わしが二十歳(はたち)のときに決めた仕事じゃ。その仕事さえ成し遂げちゃあせん」と答えた。

 波多野は、万太郎が今もなお新種を発見していることに、「客観的に見ても信じられない偉業を成し遂げてるんだ。万さんは、事実として世界最高峰の植物分類学者なんだよ。そういう万さんが、いまだに理学博士じゃないっていうのは、世界からこの国の植物学会の見識が疑われるんだ」と伝える。そして「理学博士になるんだ、槙野万太郎!」と自分の思いを伝えた。

 すると、話を立ち聞きしていた寿恵子が「万太郎さん、勘違いしてます。図鑑を成し遂げてから? そんなの遅いですよ! 先に理学博士になったら売れるじゃないですか! 理学博士が満を持して植物図鑑を出すとなったら、売れに売れて売り切れご免の大増刷ですよ!」と言い、思わず波多野や藤丸(前原瑞樹さん)も笑顔に。

 続けて「万太郎さん、理学博士になってください。そしたらこの国の植物学に、あなたの名前が刻まれるでしょ? あなたの名前が永遠に」と伝え、万太郎は理学博士の話を受けることを決意した。

 SNSでは「『売れるじゃないですか!』があまりにも寿恵子」「さすが軍師寿恵子」「寿恵子さんはオタクだから、売れたほうがたくさんの人に読んでもらえるってわかっている」「寿恵ちゃんらしい背中の押し方」「最高の一押しでカッコよかった」と話題になった。

テレビ 最新記事