良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第38回「唐入り」が10月8日に放送され、足利義昭(古田新太さん)が出家した「昌山」の名で再登場した。放送開始から10カ月、さまざまな個性的なキャラクターが登場してきた今作。最終回まで残すところ約2カ月、義昭のように再登場するキャラはいるのか、史実を参考に予想したい。
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まず前提として、再登場の可能性があるキャラ=存命の人物。第38回は豊臣秀頼の誕生までが描かれていたため、現在作中の年代は1593年頃だろう。すでに登場しているキャラで、1593年頃存命の人物を上げると、主人公・家康(松本潤さん)の親類では、母の於大の方(松嶋菜々子さん)がいる。
於大の方の生没年は1528年~1602年。関ヶ原の戦い後、家康が江戸幕府を開く前年まで生きていた。作中ではここ最近あまり登場していないが、関ヶ原の戦いを制し“天下人”となった息子にどのような言葉をかけるのか見てみたいものだ。
亡き瀬名(有村架純さん)との間に生まれた家康の長女・亀姫(當真あみさん)も存命中。亀姫の生没年は1560年~1625年で、3代将軍・家光の世まで生きている。政略結婚で嫁いだ夫の奥平信昌(白州迅さん)も1615年まで生きているため、今後夫婦そろっての再登場もあり得る。
そんな亀姫よりも長命だったのは、瀬名と共に自害した長男・信康(細田佳央太さん)の妻で、織田信長(岡田准一さん)の娘の五徳(久保史緒里さん)だ。徳姫が亡くなったのは1636年。78歳没だったそうで、当時としてはかなりの長寿だろう。信康が願った「戦のない世」で、家康と再会を果たすのだろうか。
親類の中では、側室の一人のお万(松井玲奈さん)も。すでに一度、次男・於義伊(岩田琉聖さん)を連れて再登場しているが、史実で1619年まで生きているため、再びの登場の可能性もある。
親類以外では、今川家の当主・氏真(溝端淳平さん)がいる。氏真の生没年は1538年~1614年。江戸時代まで生き残った“戦国大名”の一人で、史実では、最期は家康の比護のもと、江戸で死去した。「どうする家康」では序盤を盛り上げたキャラの一人。再び家康と心穏やかに話すシーンはあるのか、再登場を期待したい。
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