下剋上球児:「まぐれなんかじゃないでしょ?」「勝たせたいんですよ」 “南雲”鈴木亮平の決断が話題に「グッときた」

連続ドラマ「下剋上球児」第8話の一場面(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
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連続ドラマ「下剋上球児」第8話の一場面(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

 鈴木亮平さん主演のTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「下剋上球児」の第8話が12月3日に放送された。鈴木亮平さん演じる越山高校野球部監督・南雲の決断が話題になった。

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 準決勝で、賀門(松平健さん)率いる強豪・星葉高校と対戦することになった越山高校。南雲にとっては教員免許の一件以来決別した賀門との師弟対決となる。甲子園出場に向けて重要な一戦の先発に、南雲はエースの翔(中沢元紀さん)か、成長著しい根室(兵頭功海さん)にするかで頭を悩ませていて……。

 そんな中、山住(黒木華さん)に、「根室を先発にしようかと思っています」と切り出した南雲。山住は、1年の頃からどんな公式戦でも先発で投げてきた翔を控えにすることについて「リスクが大きすぎませんか?」と話すが、南雲は「星葉相手なら根室の方がいいんじゃないかと思っています」と話す。

 「ここで星葉に負けて、しょせんまぐれで勝ち上がったなんて思われたくありません。まぐれなんかじゃないでしょ?」と続けた南雲は、「あいつら、やれるだけの努力はやってきたんです。1日でも多くあいつらに野球をやらせてやりたい。勝たせたいんですよ」と野球部メンバーへの思いを明かすのだった。

 SNSでは、「これまで勝ってきたのがまぐれだと思われたくない、だってまぐれじゃないからって言う南雲先生にグッときた……」「下剋上球児、ほんま鈴木亮平で良かったわ」「鈴木亮平さんみたいな上司ええな」「今まで仏だった南雲監督が『どうしても勝たせてやりたい』と鬼の南雲になった」といったコメントが並び、注目されていた。

 ドラマは、教師の夢を捨て切れず、32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す。菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)をベースに企画し、登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションとして描く。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手がける。

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