虎に翼:画期的? 斬新? ヒロインの“出産シーン”ナシ 「喜ぶ優三さん見たかった」の声も

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第39回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第39回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第39回が、5月23日に放送され、寅子(伊藤さん)の出産シーンが描かれなかったことが、視聴者の間で話題となった。

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 第39回では、雲野(塚地武雅さん)らは、穂高(小林薫さん)から寅子の事情を聞き、今は子育てに専念するときだと寅子を諭す。よね(土居志央梨さん)の姿を追い、よねが働くカフェー「燈台」にやってきた寅子。カフェーの営業ができず、軍歌のレコードをかけて細々と営業を続けていた。

 妊娠を黙っていたことをわびる寅子に、よねは背を向けて……と展開した。

 寅子は事務所に辞表を提出し、自宅で平穏な日々を過ごしていた。その後、1944年春へと時代が移り、寅子は子供を背負いながら自宅の引っ越し作業を行っていた。

 そして、寅子が河原を散歩するシーンで子供をあやしていると、ナレーションで「寅子と優三の娘です。ひつじ年に生まれたので優三の『優』の字をとって『優未(ゆみ)』と名付けられました」と説明が入った。

 SNSでは「出産シーンが描かれなかったの画期的では?」「朝ドラだと必須? 出産シーン、家族の喜び爆発! みたいな場面を全カットなの、斬新」「サラリと出産後のシーンになってるのとっても良いな」「寅子にとって出産よりその前後が大切」と歓迎の声が上がっていた。

 一方で、「優未ちゃん産まれてめちゃくちゃ喜ぶ優三さんはちょっと見たかった」といった声も上がっていた。

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