虎に翼：「くそじじいのおせっかいが」高瀬さんの“キャラ変”に反響　視聴者「好感度が上がった」「怒りでピョコピョコして可愛かった」

　伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第87回が7月30日に放送され、書記官の高瀬（望月歩さん）の言動を視聴者が注目した。

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　第86回（7月29日放送）では、三条市内のスマートボール場から出火し、近隣の4軒が全焼する火災が発生。放火の疑いで逮捕されたのは、このスマートボール場を経営する朝鮮人の金顕洙（許秀哲さん）だった。法廷で兄・顕洙の無実を訴える弟・広洙（成田瑛基さん）を、裁判を傍聴していた事務員の小野（堺小春さん）が朝鮮語でなだめた。

　第87回では、出社してきた寅子は、小野に「昨日はありがとう。助かったわ」と感謝を伝えた。その後、支部長室に弁護士の杉田次郎（田口浩正さん）がやって来て、小野に放火事件の傍聴をさせない方がいいと寅子に告げた。

　次郎は「小野のお嬢さんが李（リ）とか言う男と恋仲らったらしいのよ。少し前に別れたらしいんですろも。その時のご両親の心労っぷりといったら。どうせば結婚を諦めさせられっかって、泣いて兄のところに相談に来たりしてね」とあけすけに語る。

　寅子は、プライベートな話を勝手にすべきではないと返したが、次郎は「彼女のためら。とにかく伝えてくだせえ」などと反論し、部屋から出て行った。

　そのやり取りを聞いていた高瀬は、「あんげなやつがいっちゃん腹立つ！　本気で良かれと思ってるくそじじいのおせっかいが」と怒りをあらわにする。寅子が「高瀬さん、落ち着いて」と声をかけると、高瀬は腕を何度も上下させて怒りを鎮めるような動きをしながら「メガネじじいが……」とつぶやき、寅子に「小野さんは何か思って傍聴されたと思うんで、ですから……」とお願いしていた。

　独特な動きで怒りを静める高瀬の姿が話題になり、X（旧ツイッター）では、「高瀬さん」が一時トレンド入り。SNSでは「高瀬さん、寅子の前では素を見せるようになったなw」「きちんと怒っていいのだと高瀬さんが思えていることがうれしい」「高瀬さんがキャラ変してきて何か良いなぁ」「好感度が上がった」「怒りでピョコピョコして可愛かった」といった声が上がった。