あなたを奪ったその日から:食品事故の真相が明らかに! “旭”大森南朋らの土下座と“紘海”北川景子の“魂の叫び”に視聴者「涙止まらん」(ネタバレあり)

連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」第9話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」第9話の一場面=カンテレ提供

 俳優の北川景子さんが主演を務める連続ドラマ「あなたを奪ったその日から」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第9話が6月16日に放送された。紘海(北川さん)の娘の灯(石原朱馬ちゃん)が亡くなる原因となった食品事故の真相を旭(大森南朋さん)が告白するシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第9話は、旭は、紘海が11年前に自分たちが起こした事故の被害者遺族だと知り、がく然とする。一方、紘海が持っていた電車のキーホルダーに見覚えがある気がした望月(筒井道隆さん)は、胸騒ぎの正体を確かめるべく紘海の自宅へ。すると、紘海の部屋から美海(一色香澄さん)が出てきて、バッグには同じキーホルダーが。美海が紘海の娘だと確信した望月は、その姿に一人の少女の面影を感じ、ある疑惑が浮かぶ。そして同じ電車オタクだと勘違いした美海から話しかけられた望月は、美海に左ひじにほくろが二つないかと尋ねる。

 望月は、紘海たち親子について聞き込みを開始。だが、望月の動きを知った旭は、紘海の正体を明かし「彼女にはもう関わるな」とくぎを刺す。その一方で、旭は萌子の捜索用の番号にかかってきた1本の電話について、発信者を特定するよう命じる。電話口から聞こえてきたのが少女の声だったため、気になっていたのだ。

 そんな中、入院中の梨々子(平祐奈さん)の元を訪れた旭は、梨々子のオーバードーズの原因に気づく。旭は「お前は何も心配しなくていい」と諭すが、梨々子はおびえた様子を見せる。そしてその晩、紘海の元に旭から電話がかかってくる。話したいことがあるという旭の言葉を怪訝(けげん)に思っていると、次の瞬間、旭は紘海の亡き娘の名前を口にする。続けて、灯の命が失われた本当の理由を話したいと紘海を自宅に呼び出し……と展開した。

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 終盤に、旭の自宅で紘海と砂羽(仁村紗和さん)が食品事故の真相を明かされるシーンがあった。旭によると、事故が起きた日、「yukiデリ」では厨房スタッフが休んでおり、急きょ入ったヘルプが不注意でエビを入れてしまったのだという。紘海は、旭がヘルプの人をかばっているのではないかと問い詰めると、部屋に入ってきた梨々子が、ヘルプとして調理場にいたのは自分だと告白。人手不足で焦っていたためレシピのチェックを怠り、エビを入れてしまったと明かした。

 そして梨々子のことを思って真実を隠したという旭、旭の元妻の江身子(鶴田真由さん)、梨々子の3人は、紘海に土下座して謝罪する。

 紘海は、土下座する旭らに「やめて!」と絶叫。そして、灯を死なせてしまった自分を今も責め続けていると告白し、「あなた方みたいに、会って、顔を見て、ごめんなさいって言えたら、どんなに……あなた方は終われても、私はずっと終われないんです!」と号泣しながら叫び、部屋を出ていった。

 SNSでは、食品事故の真相と紘海の叫びに「登場人物全員かわいそうだよ、悲しい」「みんながみんな、つらい」「苦しすぎるよ」「真実が苦しい」「涙止まらん」「北川景子さんの演技に思わず泣いちゃった……」「号泣してる」といったコメントが並んだ。

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