あんぱん:太ったおじさん=アンパンマン爆誕!?  嵩が描いたイラストに反響続々 「初代や」「やっっっっっっと」「第1話の!」

連続テレビ小説「あんぱん」第105回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第105回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第105回が8月22日に放送され、嵩(北村匠海さん)が描いたイラストに、視聴者の注目が集まった。

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 第105回では、のぶ(今田さん)と嵩の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子さん)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、一人山へ向かう。のぶは力強い足取りで頂上まで登り、大自然の息吹を感じながら嵩を思う。

 一方、嵩は久しぶりにマンガを描こうと紙を取り出す。のぶの言葉が脳裏に甦り、たちまち没頭して鉛筆を動かす嵩。そんな嵩のもとに久しぶりに帰ったのぶは、「うちは何者にもなれんかった。教師も、代議士の秘書も、会社勤めも、何一つやり遂げれんかった。嵩さんの赤ちゃんを産むこともできんかった」と、秘めていた思いを吐露する。

 嵩は「そんなこと、誰のせいでもないよ」とのぶの手を握り、「僕たち夫婦はこれでいいんだよ」と優しく語りかけた。のぶは涙を流して「けんど、ときどき思うがよ。うちは何のために生まれてきたがやろうって」「そんな自分が情けなくて、世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持ちになるがよ」と打ち明けるが、嵩は「のぶちゃんは、ずっと誰かのために走ってた。いつもいつも全速力で。のぶちゃんがいなかったら、今の僕はいないよ。のぶちゃんはそのままで最高だよ」と伝えると、のぶは「ありがとう」と感謝した。

 嵩が「心配したら腹が減った。あんぱん、のぶちゃんも食べる?」と立ち上がると、のぶは嵩が描いていたイラストに目をやり、「たまるかー! この太ったおっちゃん最高やね。あんぱん配りゆう」と笑った。そこには、丸顔の男性がスカーフをかぶり、両手にあんぱんを持ち、マントをつけて空を飛んでいる姿が描かれていた。語りを務める同局の林田理沙アナウンサーの「この太ったおじさんが、のちに子供たちに大人気のアンパンマンになるのですが、それはまだ先の話。ほいたらね!」というナレーションが流れ、第105回は幕を閉じた。

 SNSでは「太ったおじさん」「太ったおじさんw」「ついにアンパンマンの原型が」「アンパンマン爆誕」「アンパンマンの初代や」「アンパンマンの原型おじさんきたー!」などと視聴者は反応。この太ったおじさん=初代アンパンマンはドラマの初回冒頭にも登場していて「やっっっっっっとアンパンマンできた!!!!!!!!! 」「第1話の!」などとファンは盛り上がった。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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