あんぱん:赤い口紅、風鈴の音、一筋の涙… “蘭子”河合優実の演技に視聴者くぎづけ「朝ドラっていうこと忘れた」「匂い立つような色気」

連続テレビ小説「あんぱん」で河合優実さん演じる朝田蘭子(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で河合優実さん演じる朝田蘭子(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第108回が8月27日に放送され、蘭子を演じる河合優実さんの演技に、視聴者の注目が集まった。

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 蘭子は赤い口紅を引き、鏡の中の自分をじっと見つめながら、「もう一つ必要なのは……人の体温だ」と話していた八木(妻夫木聡さん)のことを思い出していた。風鈴の音が鳴り、見上げた先には、かつて結婚を約束した豪(細田佳央太さん)の形見のはんてんが掛けられていた。

 蘭子は畳の上に横たわり、深いため息をつく。そして「てのひらのうえに あわいかなしみがこぼれる にぎりしめれば うすあおく そのてのひらににじむ とおいおもいで」と嵩(北村匠海さん)の詩をつぶやき、一筋の涙を流した。

 その後、のぶ(今田さん)とメイコ(原菜乃華さん)が蘭子の家を訪れる。メイコは「蘭子姉ちゃん、何かきれい。恋でもしちゅう?」と尋ねるが、蘭子は「違う」と否定。「口紅のせいやき。ローレン・バコールのまねして、赤い口紅つけてみただけやって」と返した。それでもメイコは「決まりやね。相手は誰やろ」とほほ笑み、のぶも「蘭子、ほんとにきれい」と語りかけた。

 河合さんの演技に、SNSでは「鳥肌モノの芝居」「毎日、河合優実さんの美しさと匂い立つような色気に目がくぎづけに」「河合優実のシーンだけ別次元」「朝ドラっていうこと忘れた」「蘭子のシーンだけ違うドラマみたいやな……と感じる女優・河合優実のすごさ」「涙を一筋流すタイミングまで絶妙」「せりふがないシーンの天才的な表現力」「うっとりと見とれてしまう……」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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