あんぱん:ジャムを口にして「甘い」 蘭子の一言に視聴者反応「恋の甘い味?」「開かないフタは心のメタファー」

連続テレビ小説「あんぱん」第113回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第113回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第113回が9月3日に放送され、蘭子(河合優実さん)が発した一言に、視聴者の注目が集まった。

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 蘭子がのぶ(今田さん)と嵩(北村匠海さん)が暮らすマンションの下の階に引っ越してきた。のぶが羽多子(江口のりこさん)が焼いたロールパンを持って訪れると、荷ほどき中の蘭子は、八木(妻夫木聡さん)にフタを開けてもらったジャムの瓶を見つめる。

 蘭子は戦死した恋人・豪(細田佳央太さん)の形見のはんてんを新居の壁にかけ、「ふぅ~」と一息つく。蘭子はジャムをロールパンに塗って食べ、「ん……甘い」とつぶやいた。

 その後、のぶたちの部屋にやって来た蘭子に、のぶは「豪ちゃんのはんてんやけんど」と切り出し、「もし蘭子に好きな人がおるがやったら、憶病にならんといてほしいとうちは思うちゅう」と伝える。羽多子が「そういう人がおるがやね? 蘭子には」と聞くと、蘭子は「お母ちゃんまで。どういて、そんなこというがで」と返す。

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 すると羽多子は立ち上がり、結太郎(加瀬亮さん)の形見の帽子をかぶり、蘭子たちの元に戻ってくる。のぶが「お母ちゃん、何しゆうがで」と言うと、羽多子は「なんか急にかぶりとうなって。似合う?」と尋ねる。蘭子が「お父ちゃんのほうがずっと似合うちょった」と返すと、羽多子は「そりゃあそうよえ。お父ちゃんはこじゃんと男前やったき」とのろけた。

 のぶが「娘にのろけゆう」と笑うと、羽多子は「のろけますきねえ。あてはお父ちゃんというすてきな人に巡り会えたき、今のあてがおる。のぶもそうやろ?」と問いかける。のぶは「次郎さん(中島歩さん)と、それから嵩さんに会えたき、今のうちがおる」と答えた。羽多子は「蘭子もそうやろ? 豪ちゃんをあんたが本気で愛したき、今の蘭子がおる」と言い、「自分の気持ちに正直に生きなさい」と伝え、結太郎の帽子を蘭子にかぶせた。蘭子はほほ笑み、帽子に手をやると「あったかいちや。お父ちゃんに頭なでられゆうみたいや」とつぶやいた。

 蘭子がジャムを口にして発した「甘い」の一言に、SNSでは「味のこともあるけど、八木のことを思い出して出た一言なんかな」「恋の甘い味?」「『おいしい』じゃなくて『甘い』って、恋してるんだなーって想像できる」「開かないフタは蘭子の心のメタファーだったのか」「開けてみたら甘い味だったってことね」「イチゴジャムのビンを見て八木のことも考えるようになった空気を感じる」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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