風、薫る:小倉史也が「天花」以来22年ぶり朝ドラ出演「本当に夢のような気持ち」 「瑞穂屋」の手代・松原喜介役

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で松原喜介を演じる小倉史也さん
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2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で松原喜介を演じる小倉史也さん

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の新たなキャストが、NHKドラマの公式X(@nhk_dramas)で発表され、俳優の小倉史也さんが出演することが分かった。2004年度前期の「天花」以来、22年ぶりの朝ドラで「子役のころ『天花』に出演させていただきました。ただ夢中で楽しんでいた思い出があります」と話している。

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 「風、薫る」では、「瑞穂屋」の手代・松原喜介を演じる。松原喜介は、瑞穂屋の手代でありながら、番頭の役割も任されている。

 小倉さんは「この度『風、薫る』に出演させていただけることになり、本当に夢のような気持ちで、ワクワクがとまりません、、松原喜介は瑞穂屋の手代という、中間管理職の立場を担う人物です。責任と覚悟を背負いつつ器用に立ち回っている彼を通じて、自分自身も成長していければと思います」と意気込みを語った。

 看護がテーマの一つとなる本作。看護に関わる仕事との接点や思い出について、「3年前に父が亡くなりました。父の闘病中、病院の先生方、在宅で支えてくださった看護師、介護職の方々の姿を目の当たりにしましたし、自分自身も父の介護に携わりました。患者さんと深く向き合い、命と寄り添う姿に触れ、自分もその経験を経て成長できたと思います。日本の看護のルーツにもなっている『風、薫る』の物語。その世界に参加できることを光栄に思います」とコメントを寄せた。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。主人公の一ノ瀬りんを見上さんが、大家直美を上坂さんが演じる。

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