あんぱん:嵩、岩男の墓参りに… 息子・和明とのやり取りで判明 視聴者から反響続々「しみじみと泣けた」「リンと岩男の姿が…」

連続テレビ小説「あんぱん」第125回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第125回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第125回が9月19日に放送され、戦地で亡くなった岩男(濱尾ノリタカさん)の息子・和明(濱尾さん二役)と嵩(北村匠海さん)とのやり取りに、視聴者の注目が集まった。

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 第125回では、ミュージカル「怪傑アンパンマン」の客席はたくさんの子供たちで埋まり、嵩はほっと胸をなでおろす。終演後、蘭子(河合優実さん)を従えて現れたのは、アンパンマンの顔を摸したあんぱんを抱えた“ヤムおんちゃん”こと草吉(阿部サダヲさん)だった。嵩と草吉は久しぶりに再会を果たし、戦地を経験した二人はアンパンマンについて語り合った。

 一方、のぶ(今田さん)はミュージカルを見に来ていた和明を追いかける。嵩と八木(妻夫木聡さん)から、岩男が戦地で少年に射殺されたという事実を知らされ、ショックを受けていた和明は、ミュージカルを見に行くか迷ったが、息子の明男(橋本則行くん)にせがまれ、会場を訪れたのだという。

 そこに嵩がやって来ると、和明は「私は今日の舞台を見て、柳井さんがこの作品に込めた優しさのようなものを受け取りました。そして、戦場で父が少年に抱いた感情も、少しだけ……分かっていけるような気がするんです」と前を向いた。

 続けて「私が小さい頃、高知の父の墓に、よく花が供えてあったんです。あれは、柳井さんでしょうか」と尋ねると、嵩は「最近はなかなか行けていないけど、高知にいるときは……」と返した。和明は感謝し、「死んだ父さんにも、今日の舞台、見せちゃりたかったです」と言い、明男を抱きかかえ、去って行った。

 SNSでは「しみじみと泣けた」「和明さんと息子さんにリンと岩男の姿が重なって泣いた」「和明さん、嵩と話していて途中から高知ことばになるところ、よかった」「和明の息子さん、明男って言うんだ、道男と和明から名付けたんやね」「アンパンマンを通して父(岩男)の思いを知り、息子と仲が深まる展開にグッときた」「たまるか~! 嵩はずっと岩男の墓参りしてた」「墓参りしてたんだね嵩。忘れてなくて良かった」「嵩はつくづく優しいな」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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