良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回(第130回)が9月26日に放送され、のぶ(今田さん)に起きた“奇跡”に、視聴者の注目が集まった。
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最終回では、のぶの病室のドアを開けた嵩(北村匠海さん)は、にっこり笑うのぶの姿に胸がいっぱいになる。その後退院したのぶは、余命が残り僅かであることを悟り、嵩に自分がいなくても大丈夫かと尋ね、「今年の桜は一緒に見れんかもしれんね」とつぶやく。嵩は「そんなことない」と返し、「体にいいと言われたものは全部片っ端から試そう」とのぶを励ました。
のぶは「こんなに優しい人がおるらあて……。その人のおかみさんになれるらあて……。うちは世界一幸せもんちや」と話す。嵩はのぶの病気に気付いてあげられなかったと自分を責めるが、のぶは「嵩さんはいつもうちの心を明るく照らしてくれた」「たっすいがーの嵩が大好き」と語りかけた。続けて「あと少ししか一緒におれんけんど、どんどんあふれてくるがよ。うちのこの体は……嵩の愛でいっぱいちや」とほほ笑むと、嵩はのぶを強く抱きしめた。
場面が変わり、語りを務める林田理沙アナウンサーの「奇跡が起きたのでしょうか。それから5年間、のぶは病気がすっかり治ったかのように元気に暮らしました」というナレーションが流れた。元気そうな様子ののぶは、嵩と一緒にインタビューを受けていた。記者から「先生はどんな方ですか?」と質問されたのぶは、「根っから優しい人」「ただ優しいとかの程度やないがです。ちょっと標準を外れるぐらい」と笑顔で答えた。
SNSでは「良かったーこういう奇跡は大歓迎じゃ!!」「涙が止まらない」「のぶちゃんが元気なまま終わってホッとしました」「のぶさんが亡くなるかと思ったらめちゃくちゃ元気!? 予想外だけどこれもいい!」「心配したラストを見事に裏切ってくれて有終の美に」「良い意味で裏切られた最終回」「ハッピーエンドで良かった~」「大団円でも、号泣でもない。いとしい人との日常」といった声が上がっていた。
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。
9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
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