この「トリリオンゲーム キャスト」ページは「トリリオンゲーム」のキャスト記事を掲載しています。
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演で俳優の佐野勇斗さんも出演し、2023年7月期に放送された連続ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS系)が映画化され、2025年に公開されることが4月22日、明らかになった。
原作は稲垣理一郎さん作・池上遼一さん画の同名マンガ(小学館)。“世界一のワガママ男”の天王寺陽(てんのうじ・はる)ことハル(目黒さん)と、“気弱なパソコンオタク”の平学(たいら・まなぶ)ことガク(佐野さん)という正反対の大学生2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がる物語。
ドラマでは、ハルとガクがハッカー大会、ECサイト、花ビジネス、ホストクラブ、スマホゲーム、動画配信サービス、キャッシュレス決済などの事業に挑戦。予想の斜め上を行く方法で成功を重ね、最終回で巨大企業「ドラゴンバンク」の買収までたどりついた。ラストはハルとガクが2年後に再会するシーンで、ハルが「俺らのロードマップの続きを始める!」と高らかに宣言。事業内容は明かされぬままドラマは幕を下ろした。
映画では、ドラマから引き続き、原作の稲垣さんの監修のもと、完全オリジナルストーリーが描かれる。日本トップクラスの大企業となった「トリリオンゲーム社」が新たな事業として日本初のカジノリゾート開発に挑む。さらに、2人の前にこれまで以上に難解な強敵が立ちはだかる。
2月17日には公式SNSで“ハルとガクが帰ってくる”と投稿され、キャストには目黒さん、佐野さん、原作の稲垣さん、作画の池上さん、映画は初監督となる村尾嘉昭監督、脚本に羽原大介さんの名前が並んでいた。
このたび解禁されたティザービジュアルでは、大金に埋もれるハルとガクの姿が写し出されている。また、スーパーティザー映像では、ハルのおなじみのせりふ「俺らのワガママは世界一だ!」の声と共に、主題歌「Dangerholic」に合わせ、ハルとガクがロードマップを駆け上がっていく疾走感あふれる映像や劇場版の撮影風景が収められている。
撮影は今年2月に始まり、3月末にクランクアップした。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。
◇目黒蓮さん(ハル役)
2023年にドラマから始まり、この度、トリリオンゲームの映画化が決定しました!
トリリオンゲームの物語は僕自身、勇気付けられた大切な作品で、劇場のスクリーンで皆さんにお届けできるのがとてもうれしいです。何より、僕自身もまたハルやガクに会える喜びでいっぱいです。
稲垣先生、池上先生の作り上げる型破りなキャラクターやストーリーを演者、スタッフ一同大切に話し合いながら撮影させていただきました。
ドラマより、一層ダイナミックとなった劇場版トリリオンゲームを皆さん楽しみにしていただきたいです。
◇佐野勇斗さん(ガク役)
トリリオンゲームの映画化が決まりました! うれしすぎます!! ハル君と共に、世界一のわがままをぶちかましたいと思います(僕は振り回されているだけですが……笑い)。
今回は、世界に行っちゃいます。ついに世界進出! そして、個人的には、ガクの恋の行方も注目していただけたらなと……! 稲垣先生、池上先生が生み出し作り上げてくださったこのお話を、キャスト、スタッフで熱い思いを込めて映像化させていただきました。ドラマを超える熱量とクオリティーでお届けしますので、首をながーーくして待っていてください!
◇原作・稲垣理一郎さん
「トリリオンゲーム」がいよいよ映画に! 自分の原作作品が、映画館の大スクリーンで見られるというのは初めてのことで。ものすごく喜んでおります!
ドラマ版の主人公ハルくんは、明るさの奥に闇があって。マンガから抜け出したのかと見まごうほど……、いやむしろ逆に作画の池上先生が、目黒蓮さんを見て描いたんじゃないかと思うようでした。
佐野勇斗さんのお芝居も、まるで三枚目かと思えば、メチャクチャカッコ良かったりもするという、まさにガクくん!
そして映画版!さっそく撮影見学させていただきました。このシーン、そうやって撮るんだ!という驚きの連続で。全カット、とんでもない情熱と手間がかかっているんですね……。
僕もシナリオを事前に拝見し、監修させていただいたのですが。映画版ではさらにグレードアップした、彼らの超ワガママな!大暴れゲームが見られるようになっております! 完成を、超~~楽しみにしています!
◇作画・池上遼一さん
「トリリオンゲーム」のドラマ化に続く実写映画化。僕の長いマンガ家人生の中で夢のような出来事です。しかも目黒蓮さんと佐野勇斗さんが再び演じてくださるとのこと。本当にうれしいです。ありがとうございます。
お二人は外見だけではなく、ハルとガクのピュアな魂までもドラマで演じきっておられました。人が人として熱く生きるとはどういうことなのか。映画ではさらに深く演じていただけると期待しております。目黒さんと佐野さんが醸し出すハルとガクの魅力の虜(とりこ)となって、ファンの皆さんと一緒に、劇場で熱く爽やかな感動に満たされることを楽しみにしております。
実は先日、映画の撮影現場にお邪魔しました。久しぶりにお会いした、目黒さんがさらにすごみのある雰囲気を出していることに驚きました。輝きが増したような。
この第一級のエンターテインメント作品を、ぜひ楽しんでください! よろしく!!
◇監督・村尾嘉昭さん
またハルとガクにスクリーンで会えると聞いた時は素直にうれしかったですし、ワクワクしました。"日本初のカジノ"と聞いた時はさらにワクワク! 原作にはない完全オリジナルストーリーなので、良い意味でマンガにもドラマ版にもなかった映画らしい2人の活躍を見ていただける物語になっています。
私自身、初の映画監督でしたが、ハルとガクについていけば大丈夫!と思って、気負わず自由に撮影できました。本当にめちゃくちゃで、格好いい2人が見られる映画になっています。このビジネス界のヒーローから、夢を持つことの楽しさや、チャレンジ精神、明日への活力が伝わると嬉しいです。