フジ亀山社長:ショーンK降板に深くおわび「申し訳ない。非常に残念な結果」

フジテレビ「ユアタイム」を降板したショーンKことショーン・マクアードル川上さん
1 / 1
フジテレビ「ユアタイム」を降板したショーンKことショーン・マクアードル川上さん

 フジテレビ亀山千広社長は25日、東京都内で定例会見を開き、経歴詐称疑惑が報道され、4月からスタートする同局の報道番組「ユアタイム~あなたの時間~」のキャスターを降板した“ショーンK”こと経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さんについて、「改編直前でしかも新番組にもかかわらず、いろいろとお騒がせして、本当に深くおわびしたい」と謝罪し、「これまでいろんな番組にご出演いただいたのと、そして語り口を含めてが起用理由だったと聞いているが、出演者の経歴の確認が不十分であったことは申し訳なく思っているし、非常に残念な結果だと思う」とコメントした。

ウナギノボリ

 また、再発防止について聞かれると、「やはり事前の調査というのはその番組が注意をしながらやっていかないといけないと思うが、はっきり規定を設けてとか、なかなか決めづらい。番組にゆだねたい」と語った。

 「ユアタイム~あなたの時間~」は現在、同局で放送されている「LIVE2016あしたのニュース&すぽると!」の時間帯に4月4日から放送する予定の報道情報番組。当初、ショーンKさんは、モデルでタレントの市川紗椰さんと同番組のキャスターを担当することになっていたが、今回の降板で、市川さんが1人でメーンキャスターを担当することになった。番組にはそのほか、コメンテーターとしてDJ、ジャーナリスト、ミュージシャンなどさまざまな顔を持つモーリー・ロバートソンさんらも出演する。

 ロバートソンさんの経歴確認について聞かれた亀山社長は、「伺っている。それに関しては現場の判断でキャスティングしたと聞いている」と語った。

テレビ 最新記事